[クラスノグラート 4日 大火星新報]太陽の周りを惑星が円を描いて回っている。火星の内側の軌道に地球がある。地球は火星より短い距離を走るため、火星が一周する間に地球は二周弱回る。約一年三ヶ月に一度、地球の側から見れば、地球の暦でおよそ二年と二ヶ月に一度、地球が火星を追い越す。これが「地球の接近」という天文現象である。
日中に地球が空に昇るため火星からの観測は難しいが、地球への旅行者は現地の暦で12月14日訂正19日に最も接近した故郷の星を見ることができる。異境の星からの我が大地の眺めを楽しんではいかがだろう。
[つ 23日 月世界日報]地球の太平洋北西の列島国・日本の古い観光地・伊勢で、名物の座を狙い抗争が起きている。従来伊勢一番の名物「赤福もち」を製造していた赤福社が不祥事で無期限営業停止の処分を受けたためだ。
赤福社の歴史は、日本の戦国時代にまでさかのぼる。近畿・東海地方の軍閥に兵士の携行食を供給していた集団「大福衆」がその始まりだ。戦乱の時代が終わり、伊勢の地に観光客が訪れるようになると、彼らは「大福屋」と名を変え、名物「伊勢大福」を売り財をなした。だが、大福屋による伊勢名物市場独占を快く思わない時の摂政・紀伊国屋文左右衛門は、公正取引改方を差し向け、大福屋を「赤福」「白福」「黒福」の三社に分割させる。
以後長い間三社併存の時代が続いたが、19世紀末、政府が発した「一県一物令」により、赤福はついに市場を独占。白福と黒福は廃業を余儀なくされたが、地下に潜って逆襲の機会を虎視眈々と狙っていた。
2007年、諜報活動に長ける黒福は、とうとう赤福の秘密をつかむ。「国産の小豆を100%使用」としながら、実は小豆と白豆の混ぜあんを牛の血で赤く染めて使っていたことが発覚。行政当局にこの情報をつかませ、赤福を営業停止に追い込むことに成功した。
赤福の一社独占が崩れた伊勢名物市場では、黒福と白福がさっそく表向きの営業活動を開始。赤福の中核職人らも名物の正統を守るべく社を離脱し、新会社「方舟もち」を設立するなど、業界再編の動きが加速している。
一方その頃、日本の首都・東京では、白福のロビー活動を妨害するため黒福の工作員が変電所を破壊して地下鉄の運行を止めるという事件が起き、一般市民の生活にも影響が出始めている。しばらくは政権交代もにらんだ波乱含みの状況が続きそうだ。
※この記事は月世界日報社との契約に基づき、カミクズヒロイ編集部が翻訳するものです。
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[新得 25日 月世界日報]地球の太平洋西北の列島国・日本で、「引っ越しそば」を電送する計画が進んでいる。「引っ越しそば」とは、引っ越した先で近所の家にそばを配る日本の習慣。最近はウェブサイトを移転したときに、インターネット上で知り合った相手にも引っ越しそばを贈りたいという声が上がっている。
研究を行っているのは、日本の北部に位置する主要な島・北海道にある蝦夷大学の研究班。「引っ越しそば転送プロトコル(hstp)」を策定し、hstpに対応するソフトウェアとハードウェアを独自に開発。このたび、引っ越しそばを電送する実験に成功し、hstpの実用化に一歩近付いた。
しかし、電送経路での異物混入や、転送されたそばを出力する食物プリンターの衛生面にまだ課題があり、同大学の掛井二八郎教授によると、「食べられるようになるのはまだ先」といい、かえしをじっくり寝かせてもうしばらく待つ必要がありそうだ。
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[淤能碁呂島 15日 月世界日報]14日、日本の政治家45人が、学者、政治評論家、報道関係者らとともに、新聞紙に全面広告を出した。「事実」と題されたこの広告では、「縄文時代はなかった」とし、事実に目を向けるよう訴えている。
縄文時代は日本の歴史学で1万数千年前から2千数百年前までの時期にあったとされる。しかし、一部の学者らはその時代は縄文時代ではなかったと主張してきた。この広告でも、歴史学者は初め縄文時代は2300年前までだと言ったが、のちには2500年前までとするなど、説に一貫性がないとしている。
今回全面広告に賛同したある国会議員は、「当時縄文時代という言葉はなかった。縄文時代という言葉は使うべきではない」と述べた。彼は「縄文時代が存在したことを示す歴史的な文書は見つかっていない。日本の古文書には、その時期は神の時代だったと書かれている。縄文時代があったとする説は重大な事実の歪曲であり、日米親善関係にも悪影響を及ぼす」と警告した。
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月世界日報は1785年、地球の出来事を月世界に伝えるためミュンヒハウゼン男爵が創刊した伝統ある日刊紙。カミクズヒロイでは、月世界日報社との契約に基づき、その配信記事を随時翻訳・掲載しています。

写真:月世界日報東京支局前に設置されている碑の拓本。
