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CJKOS は標準では西ヨーロッパ言語しか表示できない Palm OS で Chinese、Japanese、Korean 三言語の表示を可能にするソフトウェアである。フォントの入れ替えができること、日本語フォントの疑似ボールド表示ができること、デバイスをリセットせずに有効・無効の切り替えができることなどが、他の主な日本語化ソフトと比較したときの特徴として挙げられる。
逆に欠点としては日本語のいわゆる半角カナが文字化けしてしまうということがある。これは、日本語化ソフトの JaPon と併用することで解消できる。
JaPon が有効になっている状態で CJKOS を有効にし、CJKOS の設定で 「Smart Detect Char Set」のチェックを外すだけだ。半角カナの部分だけ JaPon による表示が残り、他の日本語表示は CJKOS が上書きする様な形になる。
これで、ソフトウェアの画面でボタンなどに半角カナが使われている場合は、ほぼ問題なく表示できる。ただし、ウェブページで半角カナと全角文字が混在しているときなどに、やや表示が乱れる場合はある。
そんなこんなで先日 PEGA-KB20 を手に入れた。使っていく上で問題になるのは日本語入力システム。Palm OS 4 以前はかな漢が非常に豊富だった。日本語版の標準 FEP、ATOK、Wnn、POBox、manae など特色あるソフトが揃っていた。
CLIE SJ33 には Palm OS 日本語版標準 FEP と ATOK がプリインストールされている。ATOK は PEGA-KB20 から入力すると何故か動作が遅い(2009-09-25追記:設定で推測変換を切ると軽くなることが後で分かりました)。ワード予測ができるのはいいが、キーボードから推測候補を選んで確定するには最低でも2手順かかる。標準 FEP は単文節変換だが動作は軽快。ごく短いメモをとる程度ならそれなりに使いやすいが、ミニキーボードからだと文節を伸縮する方法が見つからない。ATOK だとカーソルキーの左右で文節の長さを指定できる。
POBox はキーボードからの操作もしやすいが、例えば「clie」と入力しようとすると e を押したときに必ず e が二重に入力されてしまうなど、一部の語で不具合が発生した。また、キーボードからの操作だけで POBox を有効にする方法は非常に限定されてしまう。
manae は SKK ライクな入力を Palm OS 上で実現する。OS 5 に対応しなかったためか今では忘れ去られてしまった感があるが、OS 4 以前の日本語環境を語るなら絶対に外せないソフト。以前 Visor Prism で使ってみたときには、スタイラスでの入力はシフトの回数が多くなるため面倒に感じたが、今回ミニキーボードから使ってみるとなかなか快適。キーボードからの入力だけで全ての操作ができる。
ただ、一部のアプリケーションでは正常に入力できない現象が発生した。特に PsMemo と相性が悪いのは痛すぎで使うのをあきらめようかと思ったが、ジョグダイヤルでの特定機能の操作を可能にする manaemori モジュールを無効にすると正常に入力できるようになった。
というわけで PEGA-KB20 に最適なかな漢は manae、というのが現時点での結論となった。今更参考になるという人も非常に少ないと思うが一応記しておく。
先日、Sofmap.com の中古 PDA コーナーで CLIE 用のミニキーボード PEGA-KB20 を発見した。1980円。これは今ではなかなか手に入らないのだ。出ているのを見つけたらもう売り切れだったりして、何度か逃していた。ちょうどポイントが 2000 くらいあって、出費しなくてよかったので、注文してしまった。
せっかくなので、眠らせていた CLIE SJ33 を Palm Z22 と役割交替させて、しばらく使ってみることにした。今更だけど CLIE。まぁ、同世代の Windows CE に比べて Palm OS は用途を絞れば今でも十分実用的なのは幸い。
キートップは HP の iPAQ 用 ThumbKeyboard にちょっと似ている。CLIE NX シリーズに比べると、外付けだから設計に余裕がある分、打ちやすくはある。Tungsten C や Treo シリーズを見ると CLIE の内蔵キーボードはもっと洗練して欲しかったと思うが、外付けなら SONY でもこのくらいのものは作れたとなると一層残念に思う。


