Windows95/98と連携したクライアント/サーバ型ネットワークの構築からファイアウォールによる安全なインターネット接続まで、Linuxによる実用的ネットワーク構築のノウハウを詳しく解説。
本書は第一に、Linux利用者予備軍に対して、Linuxが自分にとって本当に必要なものであるか判断するための、正しい指針を与えることを目的としています。このため、Linuxでできることとできないこと、あるいはWindowsなどの他のOSと比較して優れている部分と劣っている部分を、可能な限り記述しました。また、Linuxを使うことで何が嬉しいのか、今Linuxを使っている人はLinuxの何を好んで使っているのかを、明らかにしようと試みました。第二に、Linuxを使っていく上で躓きがちな問題点について解説することを目的としています。Q&A形式を採用しており、問題点から解決方法を調べることができます。またQ&Aは、Linuxを構成する要素によって大まかな分類がなされ、Chapterとなっています。疑問に思った点が、どの要素に関連するのかを明らかにすることで、Linux上に存在する膨大なマニュアルページを読み解く手掛かりを与えます。第三に、Linuxシステムの各要素の役割や関連、全体の仕組みや歴史的な背景の説明を行うことを目的としています。このため、Q&Aを補足する形でChapterの最後に解説を設けました。
基本インターネットサーバー構築とセキュリティー対策がひとりでできる。ファイアウォールの構築、DNSサーバー設置のノウハウなど、OCN接続の必須ポイントを徹底解説。IPマスカレードによる内部LANとインターネットの統合的な運用を詳細解説。起動の仕組み、ネットワークカードの認識、カーネルの再構築など、Linux固有のポイントを実践的に解説。RedHat系、Slackware系、Debian対応。
本書では、基本的なサーバーを構築した後に要求がありそうな項目について、実際の例をあげて手順をまとめてあります。そして、単にそれらの手順を示すだけでなく、Linuxの基礎的な知識と、Linuxを使っていく上での考え方についてまとめてあります。とりあえずサーバーは構築したものの、それを活用していきたいと考えている人、Linuxへの理解を深めたいと思っている人が、自分でLinuxを使っていけるようになるためのきっかけとできるという観点でまとめてみました。
Linuxユーザーがいかに簡単に、そして迅速にファイアウォールを構築するかを主眼に、セキュリティー設計の手順やポイントなどを、具体的な例題を通して学びます。さらにそれらを拡張するためのノウハウを留意点にも言及しています。
PC Unix(LinuxやFreeBSDなど)の環境で、UnixのGNUの道具類、mule(emacsエディタ)、gnuplot(グラフ作成)、Tgif(作図)、pLaTeX2e(組版)と、Tcl/Tk、EWIPE(プレゼンテーションツール)を使い、論文、プレゼンテーション用文章、ホームページを作成する。
本書はLinuxで使う基本的なコマンドを見やすく網羅したリファレンスガイドです。「やりたいこともその方法もだいたいは知っているけれど、正確なコマンド名やオプションなどが思い出せない」というユーザなどを対象にしています。なお第2版となる本書では、Perl5のクイックリファレンス、RCSとCVS、OSの起動などの章を加筆し、初版時から変更のあったコマンドやオプションについても大幅に修正を加えてあります。
本書では、Linux上でGCCという開発環境を使い、C言語の初歩をマスターすることだけを目的としました。難しい概念や規則の解説、高度な機能の扱い方などの説明はできるだけ避け、パソコンにLinuxをインストールし、その場でC言語によるプログラミングを試せるようになっています。
マックに親しんだユーザーのみなさんに「マック的発想」でLinuxをご紹介したいーそれが本書の眼目です。
シェルプログラミングから、makeの流れ、gcc、g++、autoconfなどの開発ツールの使い方まで、あらゆる基礎知識を整理整頓。
LinuxのNo.1ディストリビューションであるRed Hat Linuxの日本語版を徹底解説。日本語redhat Linuxの持つ数多くの機能を完全網羅した総合解説書。この一冊で、真のオペレーティングシステムのすべてがわかる。巻末には日本語redhat Linux6.0の最新情報を掲載。
本書では、Windows NT Serverを中心にシステムを構築してきたユーザーが、部門サーバーとしてLinuxを導入する場合のシステム構成例や注意点、Windows NT Serverとの連携、データベース・サーバーやグループウエア・サーバーをLinux上に構築する方法や注意点などを解説しています。
フィンランド生まれの一学生が開発したOSであるLINUXが無敵のソフトウエア帝国マイクロソフトとその皇帝ビル・ゲイツを震え上がらせている。米国ではインテルやIBMなどの巨大企業がLINUXを流通させるベンチャー企業に出資、今後は自社のマイクロプロセッサーやパソコンで主要なOSの一つに位置付けると表明している。
Linuxに興味を感じながら、実際に使ってみることにはためらいを感じている方も多いのではないでしょうか。たしかに、Linuxシステムを自由に操作できるようになるのは、それほど簡単なことではありません。第1に、UNIXのさまざまな概念や操作方法を覚える必要があります。それは多くの初心者にとってとっつきにくく、謎に満ちたものに見えるでしょう。せっかくLinuxをインストールしても、さてその後一体どうしたらよいのか、途方にくれてしまうユーザーも少なくないはずです。本書はそうしたユーザーのために、ログイン方法や基本的なコマンドの使い方、Xウィンドウシステム、エディタの操作方法など、Linuxシステムの基本的な操作方法を解説しました。操作方法の多くは、一般的なUNIXシステムで共通のものなので、ユーザーは手元のパソコンを使って、本格的なUNIX環境を体験できます。
隆盛を誇るLinuxですが、そのあまりに多岐にわたるバリエーションを前に怯んだ経験をお持ちの方も少なくないでしょう。やみくもに突き進んだところで時間を無駄にするだけかもしれないし…、さてどうしたものか?おまかせください。ここにすべての記録があります。しかも、ただの比較ではありません。試行錯誤の過程で得た「Linux流」の極意までが含まれています。