美食に目がない警視庁所属の警部・久留米斗真(通称・グルメ警部)と、そのお抱え運転手で大食い女子の燕カエデ。色気より食い気な二人が、何と合コンパーティーに参加することに。そこで出会った女性から、結婚詐欺師に騙されたと相談を受けたグルメ警部の舌と推理が導き出す真相は?老舗鰻屋のタレの行方、ランチ会に参加するセレブ妻の失踪事件など、今回も謎×飯テロがとまらない!
哲学者ニーチェの著作を40年以上読み続けている齋藤孝氏は、近年の若者が「極度に自信を持てなくなっている」と語る。SNSを通じた「自己承認欲求を満たすゲーム」のなかで、自分より優れた才能の持ち主が嫌でも目につき、つい自分と比較して心が折れてしまうのだと言う。このような「自己肯定感の欠如」によく効くのが、ニーチェの言葉である。自信に満ちあふれた力強い語調。SNSに蔓延する軽薄な言葉とは異なり、本質をえぐる重く深い名言の数々。それゆえに「劇薬」とも称されるニーチェの言葉のなかから「世間の目や常識を度外視し、自分を愛するための言葉」を厳選し、齋藤氏の解説付きで紹介する。
雛祭り、ホワイトデー、エイプリルフール、始業式…春ならではのお話を収録。ラストは「まさか!」のエンディング!シリーズ第12弾。3分間ショートストーリー×25話!
大規模化・複雑化するWebアプリ開発のための“設計技法”と“技術”をPHP&Laravelのエキスパート達がくわしく解説!MVC&ADR、テスト駆動開発、データベースとの連携、ユーザー認証、運用、etc.
「うちのひめがしりとりやまのドラゴンにさらわれてしまった!どうかおちからをかしてください!」しりとりのくにのおうさまはじしんまんまんにたちむかっていきましたが…。4〜5歳から。
霊を「祓うことはできない」中年霊媒師・櫛備十三と彼の助手でお目付け役の美幸。心霊番組に出演してから引っ張りだこの櫛備のために、新たな助手・修平も加わって、彼らが出くわす事件も一層不穏なものに。ガールズバーに現れる霊、学校に伝わる鏡の怪談…櫛備がハッタリと観察眼で解き明かす、霊たちの真実とは?一方、修平の存在は美幸にある悩みをもたらしー。人気ホラーミステリー第二弾!
人間にとって死とは。生きるとは。運、寿命、家族、仕事、学問、科学、医療、宗教、世間、日本人…死から語りはじめる逆向き人生論名著を文庫化!
失恋のショックで東北・弔井町の崖から飛び降りようとしたファッションデザイナーの糸花は、葬儀社の若き社長・早月霜に助けられる。彼は、故人が葬儀で着る服を作る“フューネラルデザイナー”として働かないかと糸花を勧誘してー。憧れのワンピース、着ることができなかったウエディングドレス…そこに込められた故人や家族の思いとは。大切な人の旅立ちのために、特別な一着を作る葬儀社を描いた感動作!文庫オリジナル。
読売の種拾いとして働くお奈津は、とある事件を通じて知り合った“事故物件”専門の家守(不動産屋)・直吉の力を借りながら、江戸の幽霊騒動に関わっていく。心中事件の真相、国じゅうの幽霊話を集めている怪しい男・七五郎との出会いなど、人と霊の巡り合わせを追う中で、直吉の両親が行方不明になった事件の手がかりを見つけるが…。話題沸騰の「事故物件×時代小説」シリーズ第二弾!文庫書き下ろし。
かつて一世を風靡しながら、不慮の事故で行方を晦ました歌舞伎役者が、十五年ぶりに京都に姿を現した理由とは。茶会の準備で老舗和菓子屋の女性が見せた「おもてなし」の神髄。ようやくお店出しが決まった舞妓に思わぬ事態が…。花街祇園にひっそりと佇む一見さんお断りの甘味処「もも吉庵」を営む元芸妓・もも吉と、そこに集い、慎ましくも誇り高く生きる人々の哀歓を描いた連作短編集。文庫オリジナル。
「前例主義」「マニュアル人間」「ダラダラした会議」…仕事にはびこる思考停止のワナ。それらはすべて表面的な「What」にばかりとらわれ、「それはなぜか?」を突き詰めて考える「Why型思考」が欠けていることが原因だった。本書はこのWhy型思考の身に付け方およびビジネスでの活用法を説く。鋭いアウトプットを出すための頭の使い方がわかる。
“今世紀最強の霊媒師”とうたわれる櫛備十三は、実は霊を“祓う”ことができない。助手の美幸に叱られながら、持ち前の洞察力とはったりを駆使し、心霊現象の問題解決に奔走するが、事態は毎回思わぬ方向に転んでいきー。記憶を失くしたサラリーマンの霊、マンションの一室に取りついた十七歳の少女の霊…インチキ霊媒師が明らかにする、霊たちの秘密とは?異色の除霊ミステリー堂々開幕!
庭師「室藤」は、薬種問屋から、暴風雨で荒れた庭普請の依頼を受ける。職人たちの世話をする、室藤の一人娘・お紗代はある日、垣根で隔てられた今は使っていない離れの庭から、子供の声がすることに気がつく。つられて足を運ぶと、そこには真っ赤な鶏頭の花が咲き乱れていた…。家族の確執から遺った念、紛れ込んだあやかしなど、庭に関わる不思議な事件を、お紗代が解決する感動の時代小説。文庫書き下ろし。
“幸せな”億万長者が大切にしている45の教え。読んだ人から、ホンモノのお金持ちになれる。お金+仕事+人間関係。全部うまくいく絶対法則。
最後の扉は開けられた!実在を否定された天皇ーその即位年と在位年数の比定に挑む!
この世に思いを残した人の姿が見えるおいちの前に、血の臭いをまとった男が現われる。商家の若旦那だというこの男は、亡き姉の影に怯えていた。一方、おいちの住む深川界隈で、夜鷹殺しが立て続けに起きる。その猟奇的な手法に衝撃を受けたおいちは、岡っ引の仙五朗と力をあわせ、ある行動に出るのだが…。生き方に悩みながらも、強く生きたいと願う女性を描いて人気の、青春「時代」ミステリー第三弾!