まるでコインの表と裏。同じ人物のはずなのに、別人みたい!?学校では「男勝りなキャラ」で有名な、中学二年生になったばかりの楓は、幼いころに引っ越しで離れ離れになってしまった千里が同じ学校に転校してくることを知る。再会を楽しみにしていた楓に対し、千里は「おれはずっと、楓みたいなガサツな女、大っきらいだった」と爆弾発言!その日以来、楓と千里は犬猿の仲になってしまう。ところが、家の用事で女の子らしい服装で街に出ていた楓を目撃した千里は、それが楓だと気づかずに一目ぼれしてしまって…!?小学上級から。
アメリカはいま、百年に一度の転換期に立ち、三つの大問題に直面している。第一は格差と移民の問題。EUは100万人の難民で大騒ぎになったが、アメリカは過去25年に亘り年平均100万人の移民を受け入れており、16年大統領選挙の争点となった。第二は力の行使の問題。全家庭の43%が銃をもつ米国は力の行使を是とし、長年「世界の警察官」を自任してきたが、一転して孤立主義に立つ可能性が生じている。第三はエネルギーの問題。シェール革命後どのようなエネルギー・モデルを構築するかによって、この超大国の命運は決まる。歴史的転換の本質を外交官の目で読み解く。
「無茶ぶりしてくる」「空気を読めない」「上から目線で話す」…。そんな「めんどうくさい人」との距離感に悩んでいたら、本書をお読みください。サラリーマン生活から立川談志門下での前座9年半を経て、今は真打として古典落語に打ち込む著者が、「めんどうくさい人やモノ」に対応し、かわし、逆に人生を好転させる知恵をアドバイス。目の前が開け、元気が出ること請け合いの一冊!
今川家の支配下で、次々と非業の死を遂げる井伊家の当主たち。お家滅亡が迫るなか、残された“最後の希望”が幼い直政であった。だが、井伊谷に進出した徳川家の臣下に加わることで運命が大きく動きはじめる。家康の信頼を一身に受けた直政は、「赤備え」の若き勇将へとたくましく成長。天下わけ目の関ヶ原合戦へと突き進んでいく。“一族の悲願”を背負い、乱世を駆け抜けた男の姿を描く力作。
韓国出身の比較文化学者である著者は、本書で「日本の商人・事業家には、自分のためではなく、共同体のために富を蓄えようとする人が圧倒的に多い理由がわかったように思える」と述べる。「古い魂と新しい魂」を交換する場が市となり、神仏に奉仕した人々の多くが商人としても活躍するなど、日本の商いは宗教的な色彩を帯びていた。さらに、仏教をベースにした商人倫理が広く説かれ、世間と共に生きることを尊ぶ商人道が形成されたという。「江戸の町の成立」「近江商人」「おもてなし」なども俎上に載せ、日本人特有の「商いの心」の本質に迫る。
真の教養は、歴史を勉強することで身につけられる。過去を学ぶことにより、未来の姿、人生の成功例・失敗例が見えてくるー。東大教授が、歴史に強い大人になるための勉教法を伝授。初級編では、旧国名、官位、お金の換算方法など、覚えておいたほうがいい基礎知識をやさしく解説。中級編では、歴史好きのための現地探訪方法を惜しみなく披露。また上級編では、戦国武将の手紙や古文書のくずし字にも挑戦。ネットで書斎を充実させる方法も教えます。日本人として知っておくべきことが満載!愉しみながら歴史を学び直したい人必読の書。
今日はかけがえのない一日。素敵な時間を楽しみましょう。困ったを笑顔に変えるアプローチ。
「身体の人」だからこその発想と創造ー知識創造理論の権威が読み解く、全く新しい核心。
和の心が呪縛に変わるとき、それは同調圧力となるー。なぜ、日本の美徳は見えない暴力へと変わり得るのか?私たちはその理由を明らかにしないまま、漠然と「生きづらさ」を受けいれてきた。しかしコロナ禍で同調圧力が注目されている今こそ、「空気」という曖昧な表現で片づけられてきたその正体に迫る絶好の機会だ。本書は、同調圧力が生まれるメカニズムを読み解きながら、同調圧力の「功」と「罪」の歴史を振り返る。さらに、SNSの進化で新たに出現した「ヨコ型同調圧力」を分析。そのうえで、同調圧力を防ぐ仕組みや対処法を解説する。息苦しい日々が、少しだけ楽になる1冊だ。
いかに生き、身を立て、家庭を築き、歳を重ね、そして死を迎えるかー本書は、人間学の権威として世人の敬愛を集めた著者が、この五つの教訓『人生の五計』を現代に活かす秘訣について語り明かした講話録である。“日用心法”“朝こそすべて”“師恩友益”“良縁と悪縁”など、今日という日の重みを大切にし、真の幸福をつかむための智恵を解説している。心を高め、善く生きるための深遠な教え。
トヨタ式のものの見方や考え方を身につけるうえで不可欠なエピソードや、トヨタ式の歴史、導入法、「トヨタ語」について、細大もらさず集大成した一冊。「聞くより見る」「『なぜ』を五回くり返す」「ひらめきよりも根気」「課題のない報告は認めない」「ムダは進化する」-トヨタ式は単なる「モノづくりのシステム」ではない。人間の知恵への信頼と、人を育てるという考え方が入っている。
とにかく覚えるのが大変だった生物の授業。試験前の丸暗記だけで、今ではすっかり忘れている人も多いのでは?-本書は進化生物学者の著者が、約38億年前の生命誕生の奇跡から始まった現在の驚くべき生物の多様性を、“進化”という一つの流れですっきり分かりやすく解説。「脳とアリは似ている」「超個体の誕生」「メスとオスがあるのはなぜ?」など、読み出したら止まらないエピソードが満載!
大事なのは「ひとつ上のことに全力で取り組む」、ただそれだけだったー。どんな逆境も力に変えてきた日本一幸せなお金持ち・斎藤一人さん直伝の運に恵まれ続ける発想の転換術!「自分のソンになることは、一度でも考えたらダメ」「節目が出てきたら、あきらめずにコンコンたたく」など一人さんにしか語れない人生が好転する方程式を紹介します。あなたの心が変われば、強運は必ずやってくる!
日本初の鎌倉武家政権を樹立した頼朝や秀吉の小田原攻め、明治維新を招いたペリー来航など、神奈川はたびたび日本史の舞台となった。現在も、日本有数の人口を誇る人気の県である。本書は、義経や実朝、謙信、家康、篤姫や和宮など、重要人物の人生をたどりつつ、神奈川の歴史の闇に光をあてようというもの。あなたの家の前の道も、意外な歴史の鉱脈につながっているはずだ。
めいろのおふろに、シーソーぶろ、たこぶろ、にじぶろ、かいてんぶろ…。こんなおふろ、あったらいいな!おふろが楽しくなる絵本。
老いも若きも老後や将来が不安でたまらないから、お金を貯め込む。人々がお金を使わないから景気はどんどん悪くなる。日本経済長期低迷の正体は、「老後(将来)不安不況」なのだ。その証拠に、この25年間で日本の個人金融資産は700兆円も増えたーそう語る著者が、国民の老後不安を払しょくし、日本経済を再浮上させる具体策を示す。あわせて、お金の不安が消えるマネー&ライフプランの立て方も指南。日本と自分の未来に希望が湧く一冊。