脚光を浴びているインターネット。しかし、その技術を利用したコンピュータネットワークは、技術だけでは運用できない。ネットワークを支える技術者たちは、ネットワークが作る“人間社会”の平和と秩序を守るためにさまざまな政治的課題を背負う。わがままなユーザー、機密をばらまくユーザー、無理解な上司、意見の対立…。誰も書けなかったネットワークの内情を、企業内ネットワークの運営を担ってきた著者が赤裸々に書き綴る。
BSDをも凌ぐ機能の多さと自由度の高さを誇る、PC-UNIXの決定版『Linux』。ゲームからインターネットまで、最前線のハッカーたちが語る、Linux村での清く正しい暮らし方。
最新OS、Windows NT3.5を中心に、Windows3.1、NetWare、そしてMacintoshとの接続までを、ネットワークビギナーのためにイラスト&写真をまじえて具体的に解説。RASを使った超・簡単インターネット接続法も解説。
雲の「盗難」事件が発生した。法廷はこれをどう裁くのか。判例で見る現代技術の事件簿、全35話。
たとえば電子メールやホームページとひとことで言っても奥は深い。使い方次第では想像以上の威力を発揮する。とはいえ、インターネットの世界は広く、どんな利用法があるのか、自分の目的をかなえるにはどうすればいいのか、初心者ならずともわかりにくい。本書では、インターネットを使いこなすポイントと、それがもたらす新しい文化を著者自らの経験を交えて紹介する。
人は常に、自分自身も含めて誰かとコミュニケートしています。本書では、心の中の会話からパソコン通信でのそれまで、現代のコミュニケーションの姿を理論的に整理し、よりよきコミュニケーションのあり方を探っていきます。
インターネットはマスメディアでもミニコミでもない。無数の「私」がつくるメディアが相互にリンクしあって世界を覆う。「私」のいるローカルな場が、物理的な距離をこえたトランスローカルな場に一挙に変容してしまう。それが、インターネットなのである。国家による暗号技術の独占など、こうした変容を阻む強大な力に抗して、はたしてそれは、いまある世界を、もっと風とおしのよいものに変えることができるのだろうか?私たちのコミュニケーションを意味あるものにするのは量やサイズの大きさではない。肝心なのは質や差異なのだ。90年代のコンピューターやインターネットと徹底的につきあいつづけた著者による、7年ぶりのラディカルなメディア論集。
本書の焦点は、サイバースペースでのやりとりに関する社会的心理学的問題が主なものです。悪いネチケット(倫理に欠けるか違法な行動)と良いネチケットの間には、グラデーション、つまり微妙なニュアンスがあります。ネチケットの概念はファジーです。本書は、この灰色の部分を明らかにする役に立つでしょう。本書ではこの範囲のいろいろな部分を、故意の攻撃的なメッセージから知らず知らずの構文上のミスまで、提示しています。
パソコンは買ったのだが、どう組み立て、どう使ったらよいものか。そこを本書がていねいにアシストする。パソコンを使いこなすためには、接続技術が不可欠。周辺機器を電線とコネクタで結ぶだけではない。印刷、FAX送受信、AV、ゲーム、インターネットなどを活用するためには、プロパティやドライバを正しく操作してはじめて接続が完了する。Windows95を中心にした図解ガイドで、周辺機器を増設して自分のシステムを構成できる。
高速・大容量・多機能・マルチウィンドウがあたりまえになったパソコン。そのもてる機能を使いこなしていますか。ワープロで名刺づくり、音声や音楽の編集、ディジタル写真アルバムづくり、住所録管理やデータベース利用、インターネットももちろん。機能を存分に楽しく使いこなすための方法を、具体的に提示する。
本書は一般家庭に浸透しているパソコンから果ては地球的広がりを持つインターネットまでを視野に入れコンピューター・ソフトウェア産業が莫大な利益をあげ得る構造とそれらを築き上げた創造者たちの思想と方法に迫り何が21世紀のビジネスとなるかを予見する迫真のヒューマン・ドキュメント。
「デジタル」というキーワードから21世紀に生きる日本人像を描く。デジタル時代のポスト日本人論。