われわれの世界はゆっくりとグローバルな全体主義的完全監視社会に向かおうとしている。政府や一部の大企業は自らの活動を隠匿しながら、一方でユーザーを監視し、その検索履歴を搾取し会話内容を盗聴する。それに対する唯一の防御は、自分で自分のプライバシーを守るために踏み出すところにあるのだ。政治からも商業からも自由なインターネット世界をつくるために、最前線で闘い続けるジュリアン・アサンジと3人の情報技術者が繰り広げる、荒々しくも鋭いディスカッションの記録。
インターネット上の権利侵害情報への対応はどうすればいいのか。本書は、被害者側、加害者側、そしてプロバイダ側の三者のそれぞれの立場に立って、プロバイダ責任制限法を軸としつつ、法的・理論的側面と技術面を含む実践的側面の両方から検討する。
「賢い」スマート革命を実現するこれからの情報システムとは?ビッグデータ、IoT、人工知能、クラウド、インダストリー4.0など、新たな付加価値を生み出しているITの最新トピックを解説!
緊急の対応が求められる情報漏洩や掲示板・SNSへの書き込み等によるネット炎上、さらにマイナンバー、ビッグデータなど近時の重要トピックを横断的に解説し、解決方法を提示。
「子どもにケータイを持たせるけど大丈夫かな?」「夜遅くまでゲームしているのが心配だな」子どもにネットを使わせるときや、ネットにつながる機器を使わせるときに気をつけたいことをやさしくまとめました。
「インターネットは世論を反映している」という世界観が、いまだに社会にはびこっている。ネットで目立つ言論や、それに対する反応は、氷山の一角として飛び出した存在であり、海面下にはその何万倍もの人々がいる…そんな固定観念は、まったくの誤りなのだ。また、ネットが社会をつなぎ、「新しい価値を創造する」というのも嘘である。古色蒼然たる「ネット万能論」は害悪でしかない。本書は、「インターネットは無効である」ことを、さまざまな角度から点検していく。ネットユーザーの手前勝手な思い込みには疑問を呈し、ネットの声に必要以上に反応し、ありもしない価値を見出してしまう人々に対しては警鐘を鳴らすものである。
インターネットを介して遭遇するヒトや出来事に対して、インタビューや実験・検証をおこない、人々がインターネットで織り成す「文化」を考察する学問。そこに、「世の中を良くしたい」「誰かを救いたい」といった、一切の正義感は存在しない。研究者の好奇心と欲望のまま、パクツイ野郎を騙して呼び出し、SNSを駆使してヤレる女を探す。パソコン・スマホの画面の「向こう側」の世界ーその人類最後の秘境で見つけた、新しい価値観、新しい経済、新しい人間関係を明らかにしていく。
インターネットビジネスで最短最速で成功するためのエッセンスを凝縮!
なぜ日本だけマイナスなのか、失われた20年の真相とは、日本のIT産業の構造的欠陥、アベノミクス3本目の矢、次なるステージ「IoT」など、これまで誰も語らなかった本質を伝える書。
電子メールなどを取り入れたコミュニケーション活動は、単なる遊びや動機付けにとどまらず、英語の授業を本質的に変える可能性をはらんでいる。新しい時代に応じた英語授業を目指して、英語教育と教育学の立場からネットワークの活用法を考える。
正しいネット選挙運動を行うために、候補者・政党必携の1冊。検索に便利な「キーワード索引」付き。
インターネットは、「ユートピア」ではなかったーイーロン・マスク、マーク・ベニオフ、エヴァン・ウィリアムズ…ネットを牽引してきた天才たちは、なぜいまテクノロジーに悲観しているのか?個人情報を搾取するシリコンバレーにつきつけた、EUからの「最後通告」。デジタル広告、ゲーム、IoT…あらゆるビジネスが変化を余儀なくされるGDPR(一般データ保護規則)のもたらす衝撃と、そこからはじまる新しい社会のかたちを探る。
インターネットをめぐる状況は日々変化し、社会への影響力は増大する一方である。セキュリティや著作権の問題、住基ネットのスタートと個人情報保護法など、数年前には予想すらされなかった新しい問題も次々生じている。それに伴い、どのような新しい用語が生まれているのか。ネット社会を生きぬくための最新キーワード集、待望の続編。
自由と平等の概念を変え、公私の領域を組み換え、旧来のマスメディアを追いつめるウェブ。「薄暗がり」のおしゃべりは、はたして世界をどう変えるのか。一方的な礼賛や批判ではなく、細かな技術的知識も用いず、いま世界規模で進行する実験の意味と、そこに潜む陥穽を平易な言葉で説き明かす。