情報技術の進展により大量のテクストデータが利用できるようになった。それにより人々のさまざまな「思い」を実証的に研究する方法論が確立しつつある。新学問「ソシオセマンティクス」の挑戦。
現代を生きる私たちにとって、本格ミステリはなぜこんなにも面白いのか。進化しつづけるミステリ作家たちの創作技法に、気鋭の文芸評論家が挑む。
企業が抱えるさまざまな課題を解決するデジタル・マーケティング手法を徹底解説。販売促進・商品企画・マーケティング担当者、目からうろこの1冊。
危ないワナが潜むネット社会。最強のIT弁護士が解き明かすサイバー法の最新事情。
オバマ大統領をはじめとして各界著名人や各種公的機関、マスメディアや大企業がこぞって使い、全世界で爆発的にユーザーを増やし続けているツイッター。今、何が起こっているのか?これからどうなるのか?いち早くツイッターを使いこなし、「tsudaる」の語源ともなった著者がそのインパクトを読み解く。
人脈作り、仕事の効率化、就職・転職活動に役立つ。最新ウェブ超活用術。
グーグル以後の知的財産権を考える。著作権という権利の実体は何か。その本来の理念と突き合わせて考え、あわせてその次世代の姿を「著作権2.0」として提案した。
iPadやKindleだけが「本の未来」ではない。この先にある「本」のかたちをめぐる俊英たちからの提案集。
「社の重要な情報をクラウドに預けてもいいのだろうか」、「個人的な情報をネットに書き込んでしまった」、「ソーシャル・メディアは自分が常に見られているように感じる」-。こうした不安はウェブを日常的に利用する際、多くの人が一度は抱く感情だ。そして、ウェブに残された情報は決して消えることなく永久にウェブ上を拡散し続ける。さらにはネットワークがくまなく張り巡らされた“クラウド時代”の中では、私たちが関知しないところで、私的情報やビジネス上の重要なデータが漏れている。本書ではそんなウェブ隆盛時代を生き抜くための危機管理を伝授する。
Web2.0として喧伝された現象が社会に劇的な変化をもたらしたのは、情報のリンク(つながり)が連鎖的に生成されたことにこそ本質的な要因がある。アマゾンやグーグル、ユーチューブなどはリンクを連鎖的に生み出す巨大な舞台であり、ブログやSNSはリンクを可視化する装置であるといえる。多様なリンクを形成できた者は多様な情報が得られるがゆえに、人との交流、ビジネスチャンスといった面で多くの利点を享受でき、逆に、リンクの連鎖に取り残された者は、偏った情報に翻弄されたり、孤立を余儀なくされたりするという、新たな「格差」が生まれつつある。本書ではリンクの連鎖という視点から、激動の時代に勝ち残るための新戦略を提示する。
世界中のウェブページから一瞬にして検索するしくみがわかる。「もれなく、すばやく、的確に」検索するためのさまざまな工夫がわかる。検索エンジンを第一線で開発する著書が本物のエンジンの姿を説き明かす。「図書館」「本」「ライト」身近な例で先端技術がすらすら理解できる。コンピュータや数学の専門知識がなくても面白く読める。「ページランク」や「協調フィルタリング」など先端技術の本質がわかる。
地域の衰退が指摘される一方、インターネットの急速な普及に伴い、ウェブ空間という新しい活動空間が突如出現した。失われゆく場所があり、他方で新しい場所が生まれる。静かに進行するこの劇的な事態を明らかにする。
東京裁判は「勝者の裁き」であり、インド代表パル判事とオランダ代表レーリンク判事の反対意見は、その欺瞞を暴き出すものだとの論が日本の国内論議で長くみられた。だが、パルやレーリンク意見には重大な誤謬と恣意性があり、東京裁判の功績と問題点の歴史的・法理学的理解を大きく歪めている。東京裁判研究者の戸谷と国際法の大家コーエンが、従来見過ごされてきたウェブ裁判長による判決書草稿を読み解き、東京裁判の過程を再検証する。判決から七〇周年を迎えた今、知られざる真相を解明する。
読みやすさ、使いやすさ、デザイン性、アクセシビリティ、ブランディングなど、様々な観点からオンスクリーンのタイポグラフィを考える論説9本と国内外の事例80例を掲載。