広がりある疾走曲(6)が本国でトップ10ヒットに輝くなど、けっこう注目を浴びている英国新進4人組。ちょっと頼りない(透明感がある、とも書けるか)、優男風のほわんとした感じがなんとなく後を引く、今どきのブリット・ポップ・バンドですね。
ドイツ・パワー・メタル・バンドの2年ぶりの97年のアルバム。メタリカにも通じるスラッシュっぽさに加え、メランコリックなギター・ソロが曲にドラマティックな起伏を植え付けている。たんに暴走せず、鑑賞に耐え得るコア・メタルを作り上げている点は大いに評価。