本書では、司会者として心得ておきたいことや、ちょっと高度な司会テクニック、そして、すぐに応用できる行事別の司会実例を数多く紹介している。
幻想世界×現代モチーフを組み合わせるだけでオリジナルデザインはかんたんに作れる!イラスト・漫画・小説ークリエイターに役立つ可憐な少女たちのコスチュームデザイン90種掲載。
脳のはたらきはアナログ的なものなのか、デジタル的なものなのか?コンピューターの開発にも大きく寄与したフォン・ノイマンが数学者の視点から脳のしくみを考察した、最晩年の著書。ニューロンのふるまいとアナログ計算機・デジタル計算機の処理手順を比較しつつ、中枢神経系のふるまいを記述するためのまったく新しい“脳の言語”の可能性を指摘する。電子計算機が登場して間もない黎明期に、天才数学者が試みた先駆的考察。新訳。
あなたがあなた自身にときめいた時、最愛の人は現れる。大人気ライフコンサルタントとそのパートナーが贈る「ツインレイの真実」、そして、「自分史上最高の恋」を引き寄せるために大切なこと。美しい言葉と、二人の日常を切り取った写真で彩る、魂の愛の物語。二人の「真実の愛」が、あなたに恋の魔法をかける一冊です。
黒海の東の果て、コルキスの地の樫の巨木に張られた全羊毛を持ち帰るように王から命じられた英雄イアソンはアルゴ船の一行と大航海に乗り出したー古代ギリシアの神々や英雄が織りなす雄大な叙事詩の唯一の邦訳。
「それは人間であることとなんの関係があるのか。」フランス・ルネサンス文学の泰斗が、宗教改革をはじめさまざまな価値の転換に翻弄されながらも、その思想を貫いたユマニスト(ヒューマニスト)たちーエラスムス、ラブレー、モンテーニュらを通して、「人間らしく生きようとする心根と、そのために必要な、時代を見透かす眼をもつこと」の尊さを伝える名著。
生涯、二万に及ぶ発句。稀代の俳諧師、小林一茶。その素朴な作風とは裏腹に、貧しさの中をしたたかに生き抜いた男。遺産横領人の汚名を残し、晩年に娶った若妻と荒淫ともいえる夜を過ごした老人でもあった。俳聖か、風狂か、俗事にたけた世間師か。底辺を生きた俳人の複雑な貌を描き出す傑作伝記小説。
可愛い我が子が突然別人のようになる反抗期・思春期。衝動的で集中力や根気に欠け、誘惑に弱くキレやすい。原因は未完成な10代の脳にあった。可塑性に富み、IQも上がる黄金期ながら、マイナスの影響も受けやすい。近年進んできた研究に基づき、子どもへのより良い接し方を学べる。子育てに悩む親必見の書。
一方的すぎる想いから出る言葉は大切な人の心を抉る。弓道部の部長を務め、誰もが認めるイケメンで、その人気から告白されることも日常茶飯事の柳楽涼介。そんな彼には、霊感体質という秘密があった。負の感情を抱き、妖狐に取り憑かれてしまった同級生とともに妖の世界に閉じ込められた涼介は、異空間の壁を打ち破ることができるのか。そして、言霊の力は心にかかった靄を取り払ってくれるのか。『神様とゆびきり』では高校生だった涼介の、中学生時代の物語。
弟殺しで服役していた竹原秋幸が、故郷熊野へ帰ってきた。だが秋幸不在の三年間に、土地も人も変化していた。父子の確執、「路地」の消滅、容赦ない資本の流入…。重層的に並置された秋幸と紀州をめぐる物語は、壮大にして無比な、現代の“古典”へと昇華する。現代文学を牽引しつづけ四十六歳で逝った巨星が、『岬』『枯木灘』の果てに到達した、世界文学の極点。
交際していた男と別れようとした。始まりはただそれだけだった。男は執拗なメッセージを送りつけ始め、やがて脅し文句が飛び出す。友人への危害を恐れた著者は警察に相談するが、そこで直面したのは、現実に追いついていないストーカー規制法の限界だった。当事者にしか書けない、渾身のリアルドキュメント。
くま、海の生き物、クリスマスオーナメント、ラッピングアイデアなど。手芸の楽しさいっぱい。
むかしむかしあるところに…ほんの数十年前まで、昔話は、幼な子が人生の最初に楽しんで聞く文芸だった。神々が人界をめぐり、鶴女房が飛来し、海底の都にみちびかれる語りの世界。無数の語り手と聞き手とが共同でつくりあげたさまざまなお話は、いく世代にもわたって口伝えで生きつづけ、ゆたかで奥深い口承文芸の宇宙を築いてきた。その一千を超えるタイプのなかから、上巻には「こぶ取り爺」「浦島太郎」「舌切り雀」「桃太郎」など、おなじみの「むかしがたり」(完形昔話)103篇を収録。いまや失われようとしている日本の昔話の集大成。