現代社会からの必然の要請として誕生した「エコロジズム」その概念の全貌を、多角的視点でとらえる古典中の古典。
本書は、英語のジェンダーについて文法的観点から考察している。英語はフェミニズムの影響でジェンダー中立的言語にダイナミックに変化している。たとえば、everyoneなどの不定代名詞を従来はheで受けていたが、現在はhe or sheやtheyで受けることが普通になりつつある。新しい通性代名詞としてzeを提案する人もいる。変化する英語のジェンダーの実態を明らかにしてゆく。
元NHK職員が、原告が、弁護団が、そして研究者が綴る10年目の真実。日本社会が「歴史と責任」に向き合えないのは何故なのだろうか。
原点としての憑依論、統合失調症論、うつ病論、そしてアイヌのイム研究へと歩みを進めるなかで描かれる、日常臨床の周縁部にある原ー光景との接触、そのリアリティから生活世界や精神医学を逆照射する軌跡。本書に収録された代表的論考「精神科臨床とダイアロジスム」「精神科臨床とバフチンの思想」「統合失調症者と自己治癒的コミュニタスの形成」は、患者自身が形成する微小文化を意識しつつ患者の経験を聞くという方法、すなわち精神科臨床における対話的民族誌を試みた精神医学の里程標であり、音読のリズムで精読すべき文化精神医学のコスモロジーを指し示す。
大量生産・大量消費の社会のままでエコロジカルな未来を実現できるのだろうか?アルネ・ネス、ゲアリー・スナイダー他によるディープ・エコロジーの基本的テーマを扱った12章。
英会話に必要な「スピーキング+リスニング」力と基礎英語力に必要な「リーディング+文法・語彙」力を同時に鍛える!
フェミニズムは長らくジェンダー正義を追求してきたが、そこにはしばしば対立も伴った。私たち一人ひとりは、この歴史にいかなる「使い道」を見出すべきか。普遍的な定義に依拠しないフェミニズムズの探求へと誘う、グローバル・ヒストリーの新たな挑戦。
ソーシャルメディアとは何か。その普及に伴い、コミュニケーションや社会のしくみはどのように変わってきたのか。ゲーム・音楽・アートから、政治・経済・宗教まで多彩なトピックに照準し、1990年代以降のアーキテクチャ/文化/実践を読み解き、課題と展望を示す。
生きる力が湧く、心にしみるー激動する時代を生き抜く糧となる賢人たちの肉声。
高級リゾートホテルに泊まる紳士淑女。美食を満喫し、洒落た会話も弾むなかで完全密室の殺人が起こる表題作など、筒井康隆の傑作犯人当てミステリ!
「反フェミニズム」の鮮明化に強い反発
なぜ韓国大統領選は
予想外の大接戦となったのか?北方農夫人
戒厳令が敷かれ、警報が鳴る戦時下のウクライナ
シェルターの壁に
子どもは戦車の絵を描いた?金平茂紀
被爆地・長崎では市民や高校生平和大使らが集会
「戦争やめて」「核兵器による威嚇をやめて」
「原子力施設への攻撃をやめて」?関口達夫
◆ウクライナ侵攻と原発
「自国の安全保障の致命的な脅威となる」?佐藤和雄
「ゲノム編集食品」を警戒せよ!
遺伝子操作した食品は食べたくない
Q&Aでバッチリ解説
今知っておきたい「ゲノム」の謎?天笠啓祐
ゲノム編集トマト苗の無償配布で
消費者への浸透狙う「ゲノム編集村」
OKシードプロジェクトで
「ゲノム編集食品」をぶっつぶせ!?印鑰智哉
回転ずし店に聞いてみた
「ゲノム編集魚を取り扱いますか?」?纐纈美千世
天皇制
皇位継承問題
焦点は「直系か傍系か」だ?永田政徳
「菊タブー」に物申す 女性天皇の是非よりも国民主権から問え
今こそ天皇制存続についての議論を?鈴木裕子
日本初の人権宣言
「水平社宣言」から100年
「人権擁護の法整備」の大切さを訴える?西村秀樹
部落解放同盟中央本部 組坂”■ウクライナ侵攻
●戒厳令が敷かれ、警報が鳴る戦時下のウクライナ
シェルターの壁に子どもは戦車の絵を描いた
金平茂紀
脱出する多数の人々の流れに逆らってウクライナに入国したジャーナリストの金平茂紀さん。ルーマニア国境に近い町を拠点に取材活動をして見えてきたものはーー。
●STOP!原発攻撃
””被爆地・長崎では市民や高校生平和大使らが集会
「戦争をやめて」「核兵器による威嚇をやめて」「原子力施設への攻撃をやめて」””
関口達夫
ロシアのウクライナ侵攻では、実際の戦争で初めて原子力発電所がターゲットになった。被爆地・長崎では高校生平和大使や市民らが6日、「戦争をやめて」「核兵器による威嚇と原子力施設への攻撃をやめて」と訴えた。被爆地・広島では8日、原爆ドームを背景にキャンドルを並べて作られた「NO NUKES」などの文字が浮かび上がった。
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■「ゲノム編集食品」を警戒せよ! 遺伝子操作した食品は食べたくない
最近ニュースなどで「ゲノム」という言葉を聞くことが多くなりました。
でも、「ゲノム」っていったい何だろう? と思っている人は多いはず。
そして今、「ゲノム編集食品」というものも登場し、私たちの食に新たな脅威が増えました。
今、私たちは、いやがおうでも「ゲノム」と向き合わざるをえなくなっています。
今号はそんな「ゲノム」を取り巻くトピックについて解説します。
●Q&Aでバッチリ解説
今知っておきたい「ゲノム」の謎
天笠啓祐
まずは「ゲノムとは何か」という、オーソドックスな疑問から始めましょう。
その後、「ゲノム編集」について解説します。ちょっと難しいけれど、必要な知識です。
●ゲノム編集トマト苗の無償配布で消費者への浸透狙う「ゲノム編集村」
OKシードプロジェクトで「ゲノム編集食品」をぶっつぶせ!
印鑰智哉
ゲノム編集トマトの開発企業は、苗を小学校や福祉施設に無償配布する計画を打ち出している。どうしてこんなことをするのか。
裏にあるのは、「原子力村」ならぬ「ゲノム編集村」建設の動きだ。
●回転ずし店に聞いてみた「ゲノム編集魚を取り扱いますか?」
纐纈美千世
ゲノム編集で成長を早めたトラフグ、肉厚のマダイは、すでに市
フェミニストで魔女でもある筆者が、フランスのジャンヌ・ダルクやアイルランドのアリス・キットラーゆかりの地から、イタリア・ボローニャのタロット美術館、ロンドンのチェルシー薬草園、アメリカのセイラムまで、魔女狩りの歴史を持った土地を訪ね、魔女たちが辿った残酷な運命とその土地の現在を紹介し、「魔女狩り」とは何であったのかを明らかにする。