世界自然遺産登録を前に、日本生態学会が南西諸島の主要陸上生物と海生生物の、最新の研究成果を論じる。
日本の自然環境は、他では見られないほどの多様性を持っている。その現況を概観し、自然と人との伝統的・持続的な関わり方や、多様性保全のための取り組みについて紹介・解説する。トピックスも満載。日本語・英語併記。
有力私大33「つぶれない」ランキングをAERAが特集。
表紙は福山雅治。
フィギュアスケート今季の見どころ&ネイサン・チェン選手インタビューも掲載。
かつては「つぶれる」なんて想定外だった大学。
ところが、2000年以降、すでに10を超える大学が募集停止や廃校に追い込まれ、
今年5月にも広島国際学院大学が、2020年春からの募集停止を発表しています。
これからの大学選びには、「つぶれないかどうか」という視点が不可欠。
そこで10月12日発売のAERA 10月21日号は、淘汰の時代を生き残るための経営力で、33の有力私大をランキングしました。
この号の表紙はミュージシャンで俳優の福山雅治さん。
フィギュアスケート今季の見どころと、
昨季の世界王者であるネイサン・チェン選手のインタビューも掲載しています。
今回AERAは、専修大学の小藤康夫教授の協力を得て、企業の経営状態を知るために使用する7つの指標で私立大学を分析しました。7つの指標それぞれでトップに立った大学は、東洋、日本、上智、日本女子、帝京、そして東京理科。私立大学といえば、真っ先に頭に浮かぶの早稲田と慶應義塾、いわゆる早慶ですが、経営力という観点で見れば必ずしも「2強」ではありません。記事では、各指標のトップ10大学を掲載しつつ、その背景を分析。これらの指標と、大学の教育力に直結する「科研費」「教員数」「蔵書数」などとの相関関係も具体的に示しています。 さらに、偏差値が近く、受験の際に併願されることも多い「早慶上理ICU」「GMARCH」「日東駒専」「大東亜帝国」「「関関同立」「産近甲龍」「東西女子大御三家」の各グループをレーダーチャートで比較。各大学の経営の特徴を可視化しました。日頃は、教員や学生の陰に隠れて注目されることの少ない大学職員が、意思決定や資産運用を支えている実態についてもレポートしています。
この号の表紙は、ミュージシャンで俳優の福山雅治さん。11月1日に公開される映画「マチネの終わりに」で、石田ゆり子さん演じるジャーナリストと恋に落ちるクラシックギタリストを好演しています。3ページに及ぶカラーグラビア+インタビューで語ったのは、表現者としての思い。映画で演じた天才ギタリストと自分自身を比較しながら、初めてクラシックギターに接して感じたこと、「若い才能」の登場に思うこと、「才能の枯渇」という恐怖への向き合い方などについて、率直に語っています。
フィギュアスケートグランプリシリーズの開幕を前に、羽生結弦選手の4回転半や宇野昌磨選手のコーチ不在の戦い、紀平梨花選手の4回転など、2019-20シーズンの見どころも解説。ジャパンオープン2019のために来日した昨季の世界王者、ネイサン・チェン選手のインタビューも掲載しています。
ほかにも、
●ラグビー日本代表は「おはぎ」と「日本刀」で結束
●バービーの車いすはアクティブ型
●[新卒採用]「海外に1人で行ける学生」に求人200社
●スマホ老眼は30代でも放置すれば悪化する
●祝・ノーベル賞 リチウムイオン電池が起こした「革命」
などの記事を掲載しています。
目次
巻頭特集
有力33私大の経営力
●ランキング
独自分析 淘汰されない大学
企業分析の7指標で見えた/東洋・帝京・日本女子・東京理科
●分析
早慶上理ICU・GMARCH・関関同立・産近甲龍…
レーダーチャートでライバル比較/ICU「教育のために投資します」
大学経営調査20年の証券マン「日本の大学の資産構成は家計レベル」
●ルポ
スーパー職員は元官僚や青年海外協力隊出身
立命館は専門職員がスピード決定/東洋は「塩爺効果」で外部理事に元官僚
●フィギュア
羽生結弦「4回転半」への階段を上る今シーズン
専門記者が見どころ解説/宇野昌磨・島田高志郎・紀平梨花・本田真凜
●インタビュー
ネイサン・チェン「結弦がいたから頑張れた」
●サイエンス
吉野彰さんノーベル化学賞 リチウムイオン電池が起こした「革命」
●就職
新卒採用「海外に1人で行ける学生」に求人200社
「訪問5カ国以上」か「滞在1カ月以上」だけが登録できる旅人採用が人気
●医療
スマホ老眼は30代でも「放置」すればそのまま進行
●トレンド
ドラゴンクエストウォークの「無茶ぶり」で高尾山に登る
●時代を読む
「見た目問題」と生きる親と子の思い
●インタビュー
福山雅治 映画「マチネの終わりに」で主演
大人の恋 そして表現者の苦悩
クラシックギターとの格闘/「若い才能は脅威。呪うしかない(笑)」
●アート
森村泰昌がなりきって体感したマネの魅力
●対談
是枝裕和監督×ジュリエット・ビノシュ
映画「真実」を語り合う/「肩の力を抜いて撮ろうと思っていました」(是枝)
●子ども
バービーの車いすはアクティブ型
おもちゃの世界に障害者はいなかった/遊ぶうちに心のバリアフリー
●教育
山中伸弥×田中愛治(早稲田総長)「大学は基礎研究に水をまく」
●文学
ノーベル文学賞が「言葉」の世界を変えてきた
●スポーツ
ラグビー日本代表を強くしたおはぎと日本刀
7カ国から集まった選手たち/代表は多様性と共生のシンボル
●企業
関西電力「小判もスーツも押しつけられた」は通用しない
会長・社長ら7人が辞任/待ち受けるのは特別背任・上場廃止・巨額賠償
●表紙の人
福山雅治 (ミュージシャン・俳優)
●現代の肖像
上田慎一郎・映画監督/速水由紀子
【好評連載】
「eyes」 内田 樹、 浜 矩子
厚切りジェイソンの厚切りビジネス英語
佐藤 優の実践ニュース塾
竹増貞信のコンビニ百里の道をゆく
小島慶子の幸複のススメ!
オチビサン 安野百葉子
2020_Paralympics_TOKYO/パラカヌー
はたらく夫婦カンケ
Zeebraの多彩な野菜
【AERIAL】
アエラ読書部
吉田 豪 評 『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』
この人のこの本/高須光聖
書店員さんオススメの一冊
いま観るシネマ/夏帆
しいたけ.の午後3時のしいたけ.相談室
沖 昌之の今週の猫しゃあしゃあ
稲垣えみ子のアフロ画報
バカリズムの放談バカリズム
ジェーン・スーの先日、お目に掛かりましてseason2
企業不祥事の多発や国境を越えたグローバルな競争激化を背景として巨大株式会社の経営者に対する牽制・チェック機能の強化と企業経営のあり方そのものがコーポレート・ガバナンスで問われている。1980年代以降の世界的規模での機関投資家の台頭と共に「株主価値極大化」を指導原理とするアングロサクソン・モデルの効率性・有効性が声高に喧伝されてきたが、金融・経済危機の深刻化と共にその矛盾も明らかとなっている。本書はコーポレート・ガバナンスに係わる主要テーマに考察を加えるとともに、国際比較を通して各国固有の多様なガバナンスの存在を明らかにする。
本書は2つの顔をもつ。まず、これから環境問題にかかわる人、環境問題にかかわる生態学を学んだことのない人のための読み物として書いている。マイワシの激減、植物レッドリスト、マグロの乱獲、エゾシカの大発生、巻貝のインポセックス、所沢のダイオキシン問題、愛知万博の環境影響評価など、ごく最近新聞紙上をにぎわせた問題を数多く取り上げている。第2に、大学の学部生向け、大学院生向けの教科書として使うことができる。専門的な内容は章末の脚注に収め、かつそこを読まなくても全体像が直感的につかめるように書いているので、学生の学年と学部に応じて一般論から専門知識まで説明することができる。
国や企業による独占から、種子の多様性を守る!タネの保存に取り組む、地域事例を紹介。
遺伝学でわかったアユのすべてを、最新の研究データをもとに解説。アユの過去(遺伝子)を解明すると、アユの未来がみえてくる。全国のアユの類縁関係などから、意外な事実がわかってきた。天然アユを保全・保護するための、漁業、養殖、遊魚、自然保護に携わる人の必読書。研究者のために、これまでのアユ研究の論文リスト、研究・分析法を巻末に収載。
単一能力教育から多面的能力教育へー子どものさまざまな能力を制限する現行の教育システムを見直し、子どもの可能性を見いだす。
ファイトテルマータ(植物上に保持される小さな水たまり)とその生物群集を紹介した世界で初めての本。小さな空間、少ない餌、蓄積する有害物質、そうしたすみ場所で、多様な生物が共存できるのはなぜだろうか。竹に切り株、樹洞、葉腋、花、食虫植物のつぼなどの水たまりの生物群集の形成と存続にかかわるすみわけ、競争、捕食、助け合いなどについて、最新の研究成果を紹介している。生物多様性の維持における小さなすみ場所の役割を認識することは、応用的にも重要である。生物群集や自然保護に関心のある人に広く薦められる。
生物多様性保護に向けて法政策はどのような貢献ができるのかー環境法の視点から検討した生物多様性の評価と今後のあり方。
主要産業や多様な地域を概観しながら、北海道経済の発展には産業振興が重要であり地域内外の諸力との連携による内発的経済振興策が求められていることを提起する。