日本語に正書法はない。漢字を受容し、カタカナとひらがなを生み出した日本語は、多様な書きかたの選択肢をもってきた。いつ、どんな言葉を、どんな文字の組み合わせで書いてきたか。その歴史をとらえる。
味噌、醤油、ヨーグルト、日本酒、ワインなど、世界中にある発酵食品。著者はあるきっかけで“発酵”に魅せられ、日本だけでなく世界各地に伝承された美味なる食品を求めて旅をした。発酵の仕組みや人間と微生物との関わりを学ぶ中で発見したのは、発酵には未来と過去があり、“微生物と人間の共存”は社会を見直すキーワードそのものだったということ。生物学、哲学、芸術、文化人類学などの専門用語を平易に解説。
世界は原発危機から何を学ぶべきか。
絶滅危惧種の保全は、これまで分類学や生態学などの基礎学によって主に担われてきたが、絶滅危惧種を絶滅から救うためには、現実の問題を解決する応用学が欠かせない。生きものの存在が可能となる環境やランドスケープの構築を目指す応用学である生態工学に基盤を置く研究者が、絶滅危惧種の保全技術を体系的に取り上げ、典型的な事例と生態工学的なポイントを紹介する。
ITの近未来がこれ1冊でわかる。
田んぼに、コウノトリが舞い、小魚が泳ぎ、トンボの群れが戻った。いのちに満ちた水田を再生しようと、歩み始めた人々のメッセージ。
法務や会計など高度な専門知識を要するハード面と、組織風土醸成や経営理念浸透、多様性の受容などのソフト面とを有機的に結合しながら、経営の要諦を探り、経営トップとしての知見を高め、資質を養っていくー。ガバナンスの基礎知識から、身の丈に合った自社独自のガバナンスまで取締役、監査役、執行役員、次世代経営人材のためのガバナンスの教科書。
タイ・カオヤイの森での1000日間の記録。熱帯の森での動物による果実食と種子散布の謎を解き明かす。
複雑な進展機構を体系的に理解できる初の入門書!
利用者の目的達成に役立つ戦略的な知的財産価値評価の実務。企業価値の最大化と社会のイノベーションに役立つ知的財産価値評価書を作成し、所定の目的達成のためにどのような点に留意して活用すべきか。
「インテリア」というと、家具の選び方であったり、モダン調・ヴィンテージ調といったテイストのことだと理解されることが多い。けれど実際は私たちの生活とインテリアは切っても切り離せないものであり、普段何気なく暮らしている身の回りのすべてがインテリアだといっても過言ではない。「家づくり」が専門化されることでブラックボックス化されてしまった現代において、「建築」という専門領域と「生活」をつなぐ大気圏としてのインテリア=「超インテリア」という概念のもとに、日本の生活空間、そして都市の姿を新たに提案する。
英語ということばの輪郭と背景を身近なところからわかりやすく解説した、好評の英語学の入門書の改訂版。改訂にあたっては、新しい情報を加え、「課題」も追加するなどした。
「罰則」を切り口とした法令の読み方を知ることで、企業が気をつけるべきポイントがわかる。環境担当者の不安をなくすための1冊!
なかなか理解されにくい総合診療ですが、明確に記述できるノウハウがあります。そしてそれは、総合診療を専門とする医師以外にも非常に有益です。本書は、総合診療を分かりやすく解説した入門書です。「ふだんの医療で困っていることがある」「診療スキルをもっとブラッシュアップしたい」方はぜひご一読ください。
今の時代を生きるリーダーに求められるスキル。チーム内の「対立」を「成果」に。現代型組織運営の教科書。「心理的安全性」とはどんな考え方か?円満な空気と好業績が両立しない理由。個人・2者間・チームの3段階で解説。書いて学べる!実践的な33のワーク。