名古木の自然調査で確認した生物種数838種。復元した棚田の米づくりで蘇った多数の動物・植物たち。生き物たちの多様性を支えるのは、安全・安心な食べ物づくりを担う私たち一人ひとりの多彩な個性です。自然あふれる「さとやま」を未来の子どもたちへ!
マグロやクジラはどれだけ獲ってよいのか?サンマやイワシが食卓に上らなくなる日はくるのか?持続可能な海洋生物資源の利用と海洋生態系の保全について、順応的管理、リスク管理、生態系サービスなど保全生態学の視点から提言。
いまや企業の経済活動には、単なる利潤追求だけでなく、社会的公正性や環境への配慮などの社会貢献をどれほど行っているのかが問われる。本書では、サステナビリティを念頭におきつつ、環境配慮型社会に向けた本質的なCSRを解説している。CSRの基礎と本質を学べるとともに、それとサステナビリティとの関わりが理解できる新しいCSRのテキストである。
世界最小のヒメイカや最大のダイオウイカの生態、イカの知能の解明などに迫るいかしたはなし16話。
「アメーバ経営」は、京セラを創業した稲盛和夫名誉会長が考案した経営管理手法であり、管理会計システムの仕組みにきわめて優れた叡智が結集されている日本的管理会計を代表する手法の1つである。本書は、アメーバ経営の導入にみる「プロトタイプ(原型)の管理会計システム」と「導入された管理会計システム」との比較分析を行っている。具体的には、アメーバ経営を導入しているホテル2社と、プロトタイプである京セラとの比較考察であり、それらの管理会計システムの「一致」と「相違」を明らかにし、その「多様性」の解明を試みるものである。
生活様式や宗教の異なる民族は、それぞれ異なった動物観をもち、図像や彫刻などに表象してきた。またそれはバイオテクノロジーなどの発達やメディアの変化によって大きく変容してきている。表象にあらわれた動物観を読み解き、動物観が今日の社会や文化のなかでもつ意味を考察する。
英語は交渉・交流の「道具」なのか。「発信型英語力」「コミュニケーション能力」「異文化理解と対応能力」。小学校から大学まで一貫連携の上に立教学院が掲げるこの「三つの柱」は、実は英語を生きたものにする不可分一体の営為なのだ。本書は「グローバル英語」の限界を超えて、主体的なコミュニケーションには幅広く深い異文化理解が不可欠という立場から、さまざまな困難に取り組み、日夜英語教育の改善に努めている立教学院小・中・高・大学各校での教育実践記録を収める。教え子たちの熱烈な謝辞や謙虚な感想も、日本の英語教育担当者・関係者への大きな示唆となるだろう。
本書は「生命シリーズ」の第4巻として「生物学」の基礎について講じたものである。生物学は生命あるものたち(生命体・生物)とその営み(生命現象)に関する科学で、この地球上で現に生きているものたちと、かつて生きていたものたちのみを対象として、「生きている」とはどういうことかを理解しようとするものである。
国際競争に打ち勝つ!製品の改良、品質の向上、原価低減を実現した日本の製造業で展開されている最新の管理会計実務を分析し、さらに管理会計の重点移動に対応できる研究方法や調査方法を本書では試論的に展開している。
本書は複雑系科学として生命の発達、進化、組織化、関係性、動的安定性の論理をつくることをめざし、その果てに意味の出現を見ようとするものである。
おいしいメロンはその昔、「魅力的だがきわめて危険」とされていた!?アフリカからシルクロードを経てアジア、南北アメリカへ…先史時代から現代までの世界のメロンとスイカの複雑で意外な歴史を追う。図版多数。レシピ付。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。
不織布の製造と用途全般をやさしく解説。主な不織布メーカーと製品の一覧表付き。