18歳のわたしは「境界性人格障害」と診断され、精神病院に入れられた。そこでは同世代の少女たちが病んだ心を抱え、入院生活を送っていた。ほとんど食べず眠らないリサ、自分に火をつけたポリー、クリスマスと誕生日だけ入院するデイジー…青春の一時期を閉ざされた病棟で過ごした著者の回想記。思春期の狂気と正気の危うい境界をとらえ、絶賛を浴びて全米ベストセラーとなった作。映画『17歳のカルテ』の原作。
「急に勉強する気になったみたい!」「素直に話しをする子になった」「子どもにイライラしなくなった」-1000組の親子を導いたコーチング・メソッド。
思春期外来に「たまり場」をつくった若き日の青木省三とその仲間たち。青年…出会い…居場所。
学級で起きる問題行動、生徒が起こす問題行動は無限にあり、全てが同じ対応で解決できるわけではない。しかし、方法は様々でも、共通する「考え方」はある。本書では、生徒にどう関わり何を語るのかについて、その「考え方」を軸にした、10の心得と具体的な50の場面別対応方法を綴っている。
「心の奥底にある本当の気持ちをわかってほしい。そして寄り添ってほしい。私が立ち上がることができるために」。多くの高校生を苦しみや絶望の淵から救い出してきた蔭山先生のカウンセリング・ドキュメント集。
若者支援の中核を成す7つのテーマについて、それぞれの要点を「かかわり方」まで具体化し解説しています。専門機関につながる方法や本人とのかかわり方、家族問題への介入、経済問題への介入など、臨床現場で編み出された実践的技術です。「かかわり方」の実際を、100を超える事例で紹介します。テーマ間の関係や時間の経過に伴う変化・影響は、フルイラストの長編事例が臨場感豊かに描き出します。
本書は、長年にわたり、中学、高校のスクールカウンセリングや大学の学生相談に携わってきた著者によって、思春期・青年期への心理的援助の考え方と、その実際を書いたものである。
「エヴァ」とは何であったのか?なぜ思春期の子どもたちは、アニメに夢中になるのか?本書は、子どもたちのゆれる心の真実を、アニメを素材にしながら理解しようと試みた画期的な深層心理学的アニメ論であり思春期論である。