認め合う居場所とつながりの実感をー思春期・青年期の自己形成と支援のあり方、臨床教育の視点から双方にとっての支援の意味を問う。
安心と信頼を与えながら「自立」を促すもの。それこそが、子どもの日々の「意味のない会話」にほかなりません。この本には、そのためのエッセンスが詰まっています。
少年事件は本当に凶悪化しているのか?なぜ子どもたちはイライラするのか?どこまで自主性に任せ、どこから介入すべきか?ゆれる心の根本を知る、親子で読める入門書。
いま、思春期や家庭の意味を問いなおす時-政治的・経済的な攻勢にさらされながら「生命と生活を守る」拠点である家族・家庭を守るために、わたしたち自身のネットワーク、社会的なしくみをどう創造したらよいのか、家族の生き方と結びつけた生活リズム・家族関係の立て直しが急がれます。思春期の内と外からのゆさぶりに悩む子どもたちの生活の見直し-その原動力としての「食」生活の再創造と心と体の安定にむけての展望と示唆を与える最良の書。
ひきこもり・不登校支援の現場から、アスペルガー障害を理解し、「生きにくさ」を支える具体的な提案。
思春期の子どものとまどいをどう受けとめ、どう伝えるのか。性とからだ・こころについてのわかりやすい一冊。
本書では、思春期に起こる主なこころの病気・行動障害の基本的な知識とその対策、この時期に起こりがちな問題行動とその対応を中心にまとめ、たくさんの症例も紹介しています。
子育てに自信をなくしそうになったとき、この本を開いてください。多くの親子関係を再生させてきた家庭教育支援のプロが新たな一歩を踏み出すヒントを教えます。反抗、ひきこもり、不登校、いじめ…。10代に起こりがちな問題を解決するための実践アドバイス。
あふれる性情報・商品と、歪んだ性文化の中で、少女たちの「性」が危機に瀕している。セックスの低年齢化、性感染症の拡大、中絶、望まない妊娠の増大…。産婦人科思春期外来を訪れる少女たちの診療、子どもたちの性意識・性行動の綿密な調査を通して浮かびあがる「思春期の性の自画像」とは?小・中・高校への20年にわたる性教育の実践を踏まえて「若者の性」の危機を訴える。
思春期、それは性や死の力に強くとらわれ、こころが解体と再生を体験する時期。娘の家庭内暴力に苦しむ母親の心理療法の実例と、「書くことは自己治療的な行為」と語る村上春樹の小説世界の両面から、知られざる「思春期」のありように迫る。