僕のまわりで季節が変わりつつあることを、世界が色づいていることを、こんなに感じたことはなかった気がする。そう、少女たちとの出逢いで僕のこころが敏感になった。すべてが愛しく思える。こころの中に芽生えた恋。そんな想いをみんなにも伝えたくて…。大人気ブランド“ミント”が贈る育成恋愛アドベンチャー「思春記」が、感動の小説化。
やせることは「魅力的で有能な女性」になるための前提条件…そんなアメリカ文化の影響をもろに受け、日本でも「スリムは善、肥満は悪」とする「歪んだ信仰」が蔓延している。拒食と過食ー摂食障害は、現代社会が生んだ成熟への、自立への不安でゆれる女性たちの病いである。
月刊「精神科治療学」にこれまでに掲載された「心的外傷・多重人格」に関する論文を収録。重要文献が満載。現在は品切となっている号の論文も含め、資料的にも貴重な論文をそのまま掲載した。
本書は栄養士・管理栄養士養成のための教科書として編集出版。栄養学総論では人体の機能維持と栄養の関係が学習できるようになっており、それを受けて栄養学各論では各ライフステージにおける身体の特徴と栄養管理について具体的に記述。また、心身活動や特殊環境における栄養のかかわりについても取り上げている。
わが子5人の発育の測定を毎月行って27年、発育は波動しながら進行することに気づき、発育研究の成果が子供の健康に役立つ事も分かってきた。著者自身の経験による、時系列解析を用いた発育学。
発達段階の特徴と疾患の理解から看護過程の展開を学ぶ、小児科の混合病棟化、臨地実習事例不足などの困難を打破する、小児看護の展開を手助けする待望の手引き書。
子どもの臨床心理学や児童精神医学の書物は今ではかなり出版されているが、一人の著者がさまざまな障害や疾患について記述したものは少ない。そして客観的な説明というより著者の個人的意見や願望を織りまぜて綴られたものはあまり見当たらない。そのようなことから、子どものこころの臨床家としての体験を折にふれ書いてきたもをまとめたもの。
本書は、看護者が専門教育を受けたという自負心から、患者やその家族、ないしは疾患を無意識的に自分からはかけ離れたものとしてみようとすることを否定する視点から書かれている。しかしだからといって患者と一体化し、その悲しみや苦しみをわがことのように受けとめようとする看護者になることを望んだものでもない。臨床の知とはあくまでも、看護者-患者の相互性の中に見いだされるべきなのであり、本書の目的は、その相互的な関係性の中に存在する自己と他者を再発見する基礎を学び、将来それを展開していくところにある。
子供市場で勝つためのマーケティングバイブル!心理学博士でマーケティングコンサルタントの著者が、年令差・性差・アピール度・キャラクタ作りのコツ・ネーミングその他手法や手順を多くの具体例でわかりやすく語る。
第2版では、次のような点に留意して改訂を行なった。データをなるべく最新のものに改めた。厚生省で「成人病」を「生活習慣病」として基本的な考え方に変化が生じたので関連箇所を改めた。第2章の発達理論の項に、看護学校教育において古くから活用されているハヴィガーストを追加した。最近大きな社会問題となっている、児童虐待、家庭内暴力、老人虐待などについて、それぞれのライフサイクルの中に書き加えた。
本書の「初版」が上梓されたのが1977年のことで、「増補第2版」は1981年に出された。改訂したい点は多々あったが、日々の多忙にかまけていくつかの要点を増補するに留まった。それからかなりの年月が流れ、この度ようやく改訂の作業がまとまって、「新訂第3版」を出すこととなった。
「子どもがやせ衰えていく」「娘がかくれて盗み食いを」「食べ出したら自分でも止められない」。過食症・拒食症を抱える本人とその家族の悩みは深い。一見簡単にコントロールできそうなこの問題は、実は本人の生きづらさ・自分さがしというこころの深層に根を張る、成長の節目に待ち受ける落とし穴。本人と家族がともにその節目を乗り越え、新しい自分になって歩き出すために、本人と家族のもつ力を信じ、支える家族療法。
本書は私たちのみじかな健康と食事の問題を12のテーマについて解説し、そのテーマに沿ったレシピをそろえました。新しい料理を1日に1皿作っていただけるように、336のレシピをご紹介いたします。1週間分を、肉を使った料理、魚料理、大豆製品の料理、卵料理、野菜料理、デザートと区分してメニューをたてました。お料理初心者や男性の皆様にも楽しくキッチンに立っていただけますよう、どれも簡単にできるおいしい料理です。
母性看護を行うために必要な病態生理・診断・治療を簡潔に記載、解剖生理からみた看護実習必携ノート、要点を簡潔にまとめ、図表を多く入れたわかりやすい記述、書き込みもできるゆったりとしたレイアウト。
本書に、選ばれた書物は実にバラエティがあって面白い。カウンセリングそれ自身に関するものはもちろん、絵本、児童文学から、小説や評論など広範囲に及んでいる。どの一冊に対しても、いわゆる「解説」というのではなく、それによってその臨床心理士が何を得たかというのが、生き生きと感じられる言葉になっている。