子どもの健康問題は、この半世紀に大きく変化した。21世紀を担う子どもたちの健やかな心身の発達を支援し、健全な育成を図るにあたって、養護教諭の果たす役割は大きく、養成段階から現職まで一貫した資質能力の獲得が求められている。本書は、養護教諭のための看護学のテキストであるが、養成課程の学生のみならず、教職課程の学生や現職の養護教諭、また教職員、地域保健関係の方々にも参考にしていただくことを願っている。
なぜか癒される岩手弁……。IBCラジオ(岩手放送)の大人気番組『方言詩の世界』が、リスナーからの要望に応えてついにCD化。リスナーからのおかしくて楽しく優しいエピソードを、岩手弁でご紹介。
子どもへの教育は、何でも早ければ早いほどよいのか?大人の脳細胞は死滅していくだけで、学習には遅すぎるのか?著者のサラ・ブレイクモアは、行為と自己意識に関する脳内メカニズムについて、ウタ・フリスは、他者の行為や表情から、その意図や心的状態を推測する機能について研究している。「認知神経科学」という新しい分野の第一線で活躍する二人が、最新知見から早期教育や生涯学習に関して「本当のこと」を明かす。
厳選された状況設定だから、これだけおさえておけば大丈夫。第20回の国家試験問題を収載して、内容も充実。
日本人の食事摂取基準が2005年版として策定されたのにもとづき改訂。最近の新知見ももりこみ、管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)に準じた項目立てをし、講義内容を網羅して新版とした。
わが国の平均寿命は世界最長の域に達し、多くの人が長い人生を享受できる時代となったが、その故にその人生を健康に過ごすことがますます重要な課題となってきた。本書は、人生を「揺りかごから終焉まで」世代を追い、その折々の健康についての諸問題を平易に解説したものである。
本書は、摂食障害治療の第一人者である著者の記念碑的論文を含む、第一論文集である。著者はこの病態に早くから注目し、その本質に迫る本格的な精神療法による治療を行ってきたことで知られるが、現在でも摂食障害を論じるときには必ず引用される著者の初期主要論文がここに集大成されている。本書の前半には、この病態に対する包括的で精緻な精神病理論が収載され、後半では、ゆたかな経験に基づく家族への援助をも射程にいれた治療論が平明な語り口で懇切に説かれている。