本書では、まず初めに股関節の機能解剖と生体力学、股関節の診断手順、各検査法について、治療総論では薬物療法、日常生活指導、温熱療法、運動療法、牽引療法、装具について解説した。各論の項では各股関節疾患の臨床と治療について平易に解説した。
本書の編集は、膨大な内科学の知識の中から医学生をして最小限かつ不可欠な知識を修得するために、内容は細かく、そして必要なものを網羅するという方針のもとに著者らは第2版、第3版と改訂を加え今日に到る努力がつづけられてきた。この度、改訂第4版が刊行された。これは昭和63年6月に新しい医師国家試験出題基準が刊行され、それに合わせての改版である。
1988年11月25日ヤクルトホールで開催された第9回理研腸内フローラシンポジウムでは、「腸内フロラーと生体ホメオスタシス」を主題とし、腸内フロラーが食餌を介して宿主の生理、免疫、発癌、老化にどのように影響を及ぼしているかについて、基礎的な観点から討論された。本書は、そのときの内容をまとめたものである。
最近、我が国においても高齢化が進み、患者層の高齢化が顕著になってきている。こんな時代の医療で、ナースの占める役割は真に重要である。重要であるというような程度でなく、21世紀医療では主役を演じているのではなかろうか。本書は現在米国で最も権威ある脳神経疾患看護学テキストである。
本書では、脳腫瘍や脳血管障害などの頭蓋内疾患はもとより、脊髄を取り巻く脊椎骨・軟骨、さらには四肢骨・関節・靭帯などの運動器病変についても、神経疾患と関連して要求されるMRI画像の知識を併せて解説している。
診断がついた疾患への処方として、薬剤の種類、投与量、投与法などをきわめて具体的に記載しました。日常診療の場ですぐに役立つ最新の処方マニュアル。
本書は、薬物療法の考え方に基づいて総論を展開し、各論では疾患を中心にして個々の薬剤の代表的製品名、剤形、用法・用量、副作用、適応疾患を一覧にして示してある。
本書は症候、疾患各論、診断技術、治療の4編よりなるが、編集にあたっては、患者の診療において実際に踏まれる医師の手順にそって、必要となる知識・技術を適切に解説することを旨とした。