14世紀イタリアの詩人ペトラルカの影響は16世紀にはヨーロッパ各地に広がった。ペトラルカを意識しつつ、英国ルネサンス期の詩人たちは影響を与え合い、互いに相似し相違するそれぞれのソネットを作った。ワイアット、シドニー、ダニエル、スペンサー、シェイクスピア、メアリ・ロウスなど9人の恋愛ソネットから精選し、その特徴と展開を概観する。
「おまえは、おれが目いっぱい幸せにしてやる」傲慢オレ様の世界的トップモデル・泰生に愛されまくっている潤は、ある事情から泰生と甘い甘い同棲中。しかし、潤の同棲を聞かされた潤の父・正がふたりを無理やり引き離しにかかって…!?いよいよ奏生が潤の家族と華麗に対決!!ピュアな仔猫のシンデレララブ、愛いっぱいのブロポーズ編。
純子が本当に愛したのは誰だったのか?天才少女画家と呼ばれた純子が阿寒に消えてから20年。作家となった「私」は、彼女をめぐる4人の男たちに会い、その死の真相を探ろうとする。清冽な北国の空気が胸に痛い瑞々しい作品。北のロマン・北海道編。
諦めきれない望みを引きずる依頼人たちのために、ターゲットの理想の相手を演じて目的を遂行するユキの仕事は、完璧だった。彼女自身が誘拐されるまではー。全5話が突き刺さる問題作。
江戸時代に入って太平の世が長く続き各地で都市文化が発達すると、人々の暮らしは豊かになり、大衆小説や歌舞伎、浮世絵などのさまざまな楽しみが、瞬く間に庶民の間に浸透していく。いつの時代も「恋愛」は物語の主要テーマである。けれども「恋愛のかたち」は時代により大きく変わる。江戸初期には「若衆」がもて囃され、武家の「男色」譚がロマン性溢れる恋愛として語り継がれたが、すぐに遊女が恋の相手として浮上し、江戸後期には町娘が「かわいい」を演出して人気者になっていく。本書は多数の江戸期小説や春画・春本、浮世絵などをカラー画で示しながら、恋愛がどう描かれたかを丹念に読み解き、江戸の恋愛のかたちを描き出す。
現実に生じるセクハラは、お役所や会社、大学が発行している防止パンフレットや各種マニュアルの事例とはだいぶ違うものである。結局、この問題の難しさは、ほとんどのセクハラが、グレーゾーンで生み出される点にこそあるのだ。なぜ女性ははっきりとノーと言わないのか、男性はなぜ気づかないのか。恋愛がらみの二つのパターン、妄想系とリアル系の違いとは。そして、訴えられたらどうすればいいのかー。セクハラ問題の第一人者が、豊富な具体例を紹介しつつ、男が嵌りやすい勘違いの構図をあぶりだす。誰でも知っておいて損はありません!
男を破滅させずにはおかない運命の女femme fatale-魔性の魅力の秘密は何か。宿命の恋の条件とは。フランス文学から読み解く恋愛の本質、小説の悦楽。
傾きかけた写真館の主・三橋秀一(22)は、まだ童貞。お受験写真を撮りに来たセレブ妻や女子アナ志望の肉食巨乳妻との桃色遊戯でセックスの良さにのめり込む。ある日、高校時代のマドンナ山内美羽が写真館を訪れた。美羽は軽薄なチャラ男に骨抜きにされて、風俗で働かされているという。彼女をチャラ男から奪うには性技を磨くしかないと決心した秀一は、人妻たちとトレーニングを開始した!
トップスタイリストとして働く瀬川渉は、二年に亘る長期出張から住み慣れた東京に戻ってきた。そこには、穏やかな笑みを浮かべて渉を迎える支倉の姿があった。八年前に妻を失った支倉と、二年前に恋人と別れた渉は、どれほど肌を重ねても恋人ではないことを、互いの上に気持ちはないことを承知したうえで、いけないと思いつつ、関係を続けていた。でも、自分がきっかけで始めた関係に罪悪感を抱いている渉は、これ以上支倉に甘えていられないと友人という立場に戻る決意をするのだが…。
恋愛魔窟サバイバー・ぱぷりこが、あなたの誤った自己認識をお焚き上げ!理想が叶わないのは、私たちが妖怪女子だから!恋愛に悩む男性と女性のための女性生態観察。
「おまえはおれだけ見てろって言っただろ?」ひとりぼっちの潤を助けてくれた傲慢オレ様のトップモデル・泰生。世界を相手にするキラキラの強烈なオーラを放ちながら、ちょっと乱暴な言葉づかいと仕草でイジワルに潤を振り回すーそんな泰生の瞳には、潤への甘い情熱が秘められていて…居場所のない心が、愛されて包まれて、手をつながれて花開く、シンデレララブ。
恋愛よりも勉強重視な女子高生の紗智。自習室で勉強中、「俺をかくまって」と言われイケメン綺斗と出会う。なかなか自分に振り向かない紗智に綺斗は興味を持ち、ちょっかいを出す。最初は相手にしなかった紗智だが、強引な中にも優しかったり、意外な真面目さを見せる彼が気になってしまって…。ふたりきりの自習室でのドキドキ胸キュンラブ!?
辛いけどなぜか共感できる!キャバ嬢みやめこ待望の初書籍。「愛されたい」がとまらないすべての女子へ。