物語文学にまつわる多様なテーマを新たに中世王朝物語から切りひらく!物語の生成と享受の場を復元し、日本文化に占める作り物語の位置を把握する。
夫・武田泰淳と過ごした富士山麓での十三年間を、澄明な目と無垢な心で克明にとらえ、天衣無縫の文体で映し出す。上巻は昭和三十九年七月から四十一年九月まで収録。新版にあたり全巻に泰淳の関連エッセイを付す。田村俊子賞受賞作。全三巻。
のどかなまきば村を舞台に、元気いっぱいのこぶたたちの姿をいきいきとえがいた、幼い子にはじめて読んできかせるのにふさわしいお話集。
その遺体には頭部がなく、狩られた獲物たちと同じような「処理」が施されていた。まるで狩猟が生き物を面白半分に殺す行為だと世界に訴えるように。ワイオミング州知事からの特命を受けた猟区管理官ジョー・ピケットは、ハンター連続殺人の背後に卑劣な人間たちの深い闇が潜んでいることをつきとめていく。
子どもたちから本当に長く愛された絵本です。ぐりとぐらのリズミカルな会話が英語と日本語で聞ける。英日が交互に語られ、音楽と歌が入って、くり返し聞きたくなるお話です。
子供から専門家、上司、部下、お客様にまで、相手に合わせて自由自在に説明できる。ミス・勘違い激減!報告、連絡、相談、営業、プレゼン、部下育成、会議、案内などに効果絶大。
スウェーデン、フィンランドなど北欧5カ国は、北緯50度から北のほうで、一部は北極圏です。少年ウッレは厳しい冬でも元気に雪を楽しみ、クリスマスの仕事で忙しいラップランドへと、メルヘンいっぱいのすてきな旅をします。この物語が刊行されて約100年。何世代にもわたって親しまれてきた作品です。
一家に一冊!病気になる前、病気になってから。今日からすぐに役立つ「一生の健康をつくる」必読書!
昔は繁盛した町の菓子屋。すっかり没落し、売り物の饅頭を作る粉も無くなった。切迫した家計に絶望する「お婆さん」の苦悩は報われるのか(小林多喜二『駄菓子屋』)。髭ばかり立派だが安月給で洋服も買ってくれない父親。医者の子、軍人の子、様々な境遇の級友の間で肩身が狭い「私」(十和田操『判任官の子』)。工場勤めのサイは、集団就職で上京する弟の勇吉が心配でならず、上野駅へ向かう(宮本百合子『三月の第四日曜』)。誰もが皆、労働に明日を託して必死に生き抜いた時代の三篇。
一年中風邪をひかない、疲れない体になる、若返る、生活習慣病が治る、ガンを予防する…生命力が劇的に高まる本。自然療法の「食事」と「手当て法」。
なぜ、金正恩と対話したのか。なぜ、朴槿恵大統領の弾劾・罷免ののち、新大統領に選ばれたのか。これから韓国政治、そして東アジア情勢はどうなるのか?-その答えは、人間、文在寅の苦難の道のりの中にある。「問題児」から「人権弁護士」への足跡、そして運命を導いた故・盧武鉉大統領との歩みを綴る本書は韓国でベストセラーとなり、長く版を重ねてきた。大統領による書き下ろし「日本語版への序文」も収録する。