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のことを語る

母「和室の濡れ縁のところでセミがね、ひっくり返ってたの。動いてはいたからね、まぁ蝉さん、こんなとこで倒れていたら食われちゃう移動しなさい、ほら捕まってって腕をさしだしたら、よろよろと登ってはきたんだけど、わたしを木だとでも思ったのかしらね、ぶすっと刺してきたの。だから、いってーって腕を振り回したらびっくりしたのかどっか飛んでっちゃったわ」