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Tips:「話題」は“北海道/札幌/中央区”の様にスラッシュ(/)区切りで下位の話題を作り、重層化することができる。
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語源のことを語る

琉球語は、江戸時代の日本では、中国語の一種ではないかとさえ考えられていた。琉球語と日本語に系統的関係があることは、今日では様々な角度から論証され、常識にもなっている。その時間的距離は1700年ほどであると計算されている。この距離は、「英語とドイツ語」や「フランス語とスペイン語」の間と比較できる程度である。

韓国語は、なぜだかやたらと日本語に近いと思っている人がいるが、その関係は明らかではない。モリス・スワデシュが提唱した言語年代学を日本に導入した服部四郎氏はいう。日本語と朝鮮語に系統的関係があるとしても、その時間的距離はおよそ7000…[全文を見る]

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語源のことを語る

異なる言語に、互いに音韻と意味に共通性がある語彙を見出すときに、なぜそうなのかという理由は三つ考えられる。

1. 偶然の一致(他人の空似)である。
2. 貸借的(姻戚的)関係による。
3. 系統的(親戚的)関係による。

この三つの違いは明らかなようでもありながら、実際にはしばしば混同される。

それぞれの例を挙げる。
1. 日本語の「ぶつ(butsu)」と英語の「bat(打棒)」は、偶然の一致だろう。
2. 中国語の「奋斗(フンタオ)」と日本語の「奮闘(フントウ)」は、貸借的関係によるだろう。
3. フランス語の「lutte」とスペイン語の「lucha」は、系統的関係によるだろう。

偶然の一致かどうかは、統計学的に語彙を計量することで推測できる。貸借的関係があるかどうかは、状況証拠を参考にして推定できる場合が少なくない。その両方から、系統的関係があるかどうか考えることができる。語呂合わせでは何も分からない。