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26日、アフリカ東部ウガンダの首都カンパラで、同性愛者の人権のために活動していたデービット・カト氏が撲殺されたということについて各紙が伝えています。報道によると、カト氏の自宅からは現金などがなくなっており、警察は氏の活動とこの事件とは関係がないという見解を示しているということです。

ウガンダでは昨年10月、タブロイド紙「ローリング・ストーン」が同性愛者だとする100人の氏名・住所などを掲載し、その内の何人かが襲われるなどの事件が起きていました。殺害されたカト氏もこの中に掲載されていたようです。また、ウガンダでは同性愛行為が違法とされており、現在の禁固刑から終身刑や死刑に厳罰化する法案も国会に提出されています。

• ウガンダの同性愛活動家、殺害される 大衆紙の扇動が関係か　国際ニュース : AFPBB News
  26日、首都カンパラの自宅で殺害。自宅に侵入した何者かに頭を数回殴られる。
• CNN.co.jp：ウガンダの同性愛活動家、撲殺される　米大統領が追悼

国境なき医師団日本に『活動ニュース｜特集｜2010年 医薬品をめぐる10の重大な進展と危機』という記事が載っています。

昨年行なわれた医薬品特許プールの設立、髄膜炎・結核等に対する医療の進展や、EU の政策によって安価な医薬品の供給が脅かされていること、HIV/AIDS 支援金の後退、カラアザールというあまり知られていない熱帯病の流行などについて特集しています。