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16日火曜日おそく、英下院は、前日に上院を通過した同性婚法案について、上院でなされた修正を承認し、最終段階の手続きを完了した。法案は国王の同意を待つ。宗教団体には同性間の結婚式を行わないことが許される。法案には、労働党、保守党と自民党の議員からの幅広い支持が有った。支持者の多くは桃色のカーネーションを付けた。法の改正により、性別を変更した人も結婚を維持できる様になる。

下院での議論の中で、Maria Miller 平等大臣は、法案の可決は「明確な肯定」になると述べ、「年齢、宗教、性別、民族や性向に関係なく、どの人に対する尊敬も最高である」と付け加えた。

対して、保守党の Gerald Howarth 議員は、「全く委任されていないはずの法案が、両院を強引に通されたことに驚く」と述べた。そして「私は、政府がこれらの議員の支持を望むならば、今後のことは非常に慎重に考えなければならないと思う。保守党の大きな包帯を剥がすことは、それをする良い方法ではない」と付け加えた。

クェーカー教の記録員 Paul Parker は、「同性間の結婚が法の認知を得るのを見ることは素晴らしい。クェーカーは、各々の天性の価値と愛する関係を尊重し、誰の中にでも神の光を見る」と述べた。

17日水曜日、エリザベス二世英国王は、同性婚法案に裁可を下し、正式に法律として成立させた。国王の同意は、法制化のために必要な最後の段階で、形式的なもの。

新しい法律により、イングランドとウェールズにおいて、民事的および宗教的な式典によって、同性間の結婚が可能になる。ただし、同性間の結婚式を執行することを表明しない宗教団体は、その義務を負わない。以前に民事連帯を登録した者は、関係を結婚に変更できる。最初の同性婚は来年の夏に行うことができる。