freetel FT132A を昨年末に購入してから二ヶ月ほど経つ。当初は IIJmio 高速モバイル/Dで使っていたが、バンドルクーポンを大いに余らせてしまう程度の使い方なので、DTI の Serversman SIM に乗り換えた。ここまで使っての感想を書いておく。
筐体
ポケットにもたれない軽さ、手のひらになじむ形、扱いやすい大きさで、とても気に入っている。私にとってスマートフォンの重要な用途の一つはメモで、Android では適当なアプリが見つからなかったので「Lesser Pad」を自分で作ってしまったほどだ。「いつでも思いついたら書きとめられる」という状態に自分を置くことが大事で、そのためには常に身につけていたいので、FT132A の筐体は適している。
カバー
持ちやすさという点では少し残念な点もあるのが付属のカバーだ。私はこういうフリップカバーは好きなのだが、これを着けるといくらか操作しにくくなってしまう。私が以前に使っていた Palm TX(Palm 社が2005年に発売した PDA)にも横開きのカバーが付いていたのだが、これは後ろに回すと背面にピタッと沿う様になっていたのでつかみやすかった。次はぜひこの域を目指してほしい。
電池
電池については数日の使用では評価できないので前の記事では避けたが、しばらく使ってみて特に良くも悪くもないという印象だ。減っていくと最後は40%台でしばらく粘って、そこから落ち始めると急激に落ちる傾向がある(少なくとも見かけの上では)。
カメラ
カメラは少し安っぽい画質で、あまり良い方ではなく、フォーカスも甘い様に見える。ただし、これは画素数のせいではない。200万画素あればL判に十分な解像度が得られる。スマートフォンでの撮影の目的を考えても200万画素はまず十分、いくら余裕を見ても500万画素より上は必要ない。それ以上は無駄に大きくて扱いにくい画像ファイルを作ってしまうだけだし、より高い解像度を求めるなら安いコンデジでも持ったほうがずっと良い。それよりも画素そのものやレンズの品質をもう少し上げれば満足度はかなり上がるはずだ。
解像度については、pomera DM20 の画面に表示させた200文字分のQRコードの読み取りはできることも付け加えておこう。