freetel FT132A には、ストラップホールがない。穴とは存在なのかどうかという哲学的議論(?)はさておき、とにかくストラップを付ける所が用意されていない。なめらかな流線型の機体は掌にやさしいが、外で取り出すと落としそうで不安になるときがある。しかしストラップは付けられない。

しかし、そこで諦める様では電子変態の名が廃る(え、廃ってもいい?)。こういう場合は、ネジを利用する方法が、ごく一部ではずっと前から知られている。昔はネジがそのまま表に出ている機器も多かったから、ネジと交換で取り付けるストラップ金具なんてものが売られていたこともあった。

freetel の背面カバーを外してみると、下側の一つにストラップを取り付けられそうだ。細めのプラスドライバーを使ってネジを外し、ストラップの引っ掛けにネジを通して締め直す。うん、なかなかいい感じですよ。


もちろんこのままではカバーがピシッと閉まらない。なので、カバーを削ってしまう。もし失敗しても、今なら freetel eSHOP でバラ売りしてるから大丈夫! 初めにストラップが当たる位置に印を付けておき、ダイヤモンドヤスリで二本の溝を切る。デザインナイフで間を切り、最後は棒ヤスリで半円形の切り欠きに整えた。

てな具合で、まあ、あまりブラブラさせない方が良いとは思いますが、少しくらいブラ下げても大丈夫な程度の強度でストラップを取り付けられました(自己責任で)。