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4月10日、米連邦第十巡回控訴裁判所で、ユタ州の同性婚禁止を問う訴訟の口頭弁論が行われた。昨年12月に地方裁が禁止を取り消した判決に対する控訴審。無作為に選出された三人の判事が審理する。

Jerome A. Holmes 判事は、ユタ州の同性婚禁止をヴァージニア州の異民族結婚を禁じた旧法と比較し、「それはこの場合と何か異なるか」と問いかけた。しかしまた、同性婚は新しくて若い概念であり、法廷は介入を迫られる理由がない限り民主主義の手続きに従うべきだとも述べた。

判決はこの数カ月間に予定されていない。敗訴した側は、第十巡回裁の大法廷か、最高裁判所に上訴できる。同じ三判事は、4月17日にオクラホマ州の禁止を取り消した1月の判決の控訴でも審問をする予定。

Emilia Maria Jesty は、女性を「父」として出生証明書に記載される、テネシー州で最初の子どもになった。テネシー州は同性婚を認めておらず、両親は原告団に加わって訴訟を起こし、係争中だが予備命令により認められたもの。