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7月10日、米コロラド州の地方裁判所は、州の同性婚禁止がまだ有効であるとしても、同性愛者のカップルは州内で結婚しつづけることができると判決した。Andrew Hartman 判事は、同性婚はまだ理論的には適法でないままだが、Boulder 郡が同性間の結婚許可書を発効したことは誰も傷つけていないと述べた。「郡は聖アウグスチヌスのような立場をとっており、そしてかの Martin Luther King jr. の『不当な法は全く法にあらず』に従っている」と判事は記した。また、今後の判決によっては許可がまだ無効になりうるとも警告した。

10日の判決のすぐ後から Denver 郡は同性間の結婚許可書を交付しはじめた。Pueblo 郡は11日に交付をはじめ、その日の終業までに25組に提供した。Boulder 郡では、12組が許可書を得て、二週間前に発行されはじめてから計135組が許可書を受けとった。

7月11日、米連邦第十巡回控訴裁判所は、地方裁判決により同性婚が可能だった時期に行われたそれらの結婚に対する法的認知を拒もうとするユタ州の試みを却けた。連邦 Salt Lake City 地方裁判所は、昨年12月、同性婚の禁止は憲法に反すると判決したが、その17日後に最高裁はその実施を一時停止させた。

ユタ州は、同性婚についての最終的な結果を待たずに同性婚を法的に認知することは最大の混濫を起こすだろうと主張した。しかし、第十巡回裁は、同性婚者に婚姻者に対する措置を供給することが回復不能な被害を生じさせることをユタ州は示すことができなかったと述べた。

教会法に抗して同性間の結婚式を祝福した統一メソジスト教会の聖職者に対する告発が提出された。