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7月28日、米両バージニア・両カロライナ・メリーランド五州を管轄する連邦第四巡回控訴裁判所小法廷は、バージニア州の同性婚禁止について、二対一で合衆国憲法に違反すると判決した。被告が大法廷または最高裁に猶予を求めなければ21日で発効する。

Roger Gregory と Henry Floyd 両判事は、同性間の結婚を排除することは憲法修正第14条の平等保護と当然の手続きについての権利を侵害すると記した。Paul Niemeyer 判事は、同性婚には基本的権利はなく、結婚を定義することは州に任されると述べた。

バージニア州の Mark Herring 司法長官は、判決が「我々の州のために慶こばしく歴史的な日」を記すと声明で述べた。しかし、被告の郡を代表する Byron Babione 弁護士は、郡側が上訴を検討していると述べた。

Floyd 判事は、「我々は、同性婚がいくらかの人々を深く不快にするものと認識する。しかしながら、惰性と不安は同性カップルに当然の手続きと法の等しい保護を与えないことの正当な根拠ではない」と記した。

米市民自由連合の James Esseks 弁護士は、法廷が判決に猶予を出さなければ、判決は第四巡回裁が管轄する他の地域にも適用されると述べた。メリーランド州は同性婚を既に認めている。

同性婚訴訟を扱うもう三つの連邦控訴審も近付いている。Cincinnati の第六巡回裁は、8月6日にオハイオ・ミシガン・ケンタッキー・テネシーの弁論を聞く。Chicago の第七巡回裁は8月26日に、San Francisco の第九巡回裁は9月8日に弁論を予定している。多くの判決は、連邦最高裁判所が、10月に始まる次の会期で、再び同性婚について取り上げるために十分な選択肢をもたらす。

米ノースカロライナ州の Roy Cooper 司法長官は、第四巡回裁の判決の後、もう訴訟で州の同性婚禁止を弁護するのをやめると述べた。州司法部は4つの訴訟で禁止を擁護していた。「今日、私たちは法律がやがてきっと同じく覆されるだろうと知っている」と司法長官は報道陣に話した。「要するに、私たちが失敗する主張をするのをやめる代わりに前へ進み、最終的な解決は最高裁からもたらされるだろうことを了解する時だ」。

7月28日、米コロラド州の John Suthers 司法長官は、Boulder 郡による同性間の結婚許可書発行に差し止め命令を出すように州最高裁判所に求めた。