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10月20日、米アイダホ州：Coeur d'Alene 市で結婚式場を経営する二人の牧師は、17日、公共的に利用される事業において性的指向に関わることによる差別を禁止する法令から市を一時的に除外することを求めて、連邦裁判所に訴訟を起こした。牧師らは、州の反差別法が彼らの信仰と言論の自由を侵害すると主張している。

訴状は、原告の経営する式場が教会ではないため、法令を免除されず、同性愛者にも結婚する者としての権利を提供しなければならないと、市は主張していると述べている。彼らの弁護士は、原告が「謹んでその様な式典を辞退した」と言ったが、20日までに法令違反で告発はされていないと述べた。

原告の式場は、登記上は営利企業で、1989年に開業してから約35000の結婚式が行われた。弁護士は、そこで有料で行われる式典は、祈祷、伝統的結婚の誓約、聖書の説教を含んでいると述べた。

10月21日、米ワイオミング州で同性間の結婚届の受理が始まった。16年前に権利運動を刺戟した同性愛者暴行死事件の起きた場所にも合法化の波が届いた。