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11月6日、米連邦第六巡回控訴裁判所は、ケンタッキー・ミシガン・オハイオ・テネシー各州における同性婚の禁止または規制を支持する二対一の判決を出した。Jeffrey Sutton 判事は多数意見を書いて、同性婚に賛成する原告は、問題を州議会に委ねる代わりに、なぜ法廷が介入すべきであるかを述べなかった、と記した。また、同性婚者に連邦制度上の給付を与えなかった連邦法を無効とした2013年6月の最高裁判決は、この問題を最終的に解決しないとも述べた。

米市民自由連合は、「我々は最高裁判所へ速やかな再審理を申請している。そして、この甚だ当たらない判決を通して、全国へ平等のための一つの秩序がもたらされることを望む」と声明で述べた。ミシガン州の Bill Schuette 司法長官は、「連邦最高裁判所は、この問題について最後の結論を出すだろう。判決が早いほど、この国と州のために、より良いことだ」と声明で述べた。

この10月、最高裁判所は、数州の同性婚禁止を無効とした控訴審判決に対する上告を取り扱わないと決定した。今回、控訴審では初めて同性婚禁止を支持する判決が示されたことで、来年6月までの今会期で、全ての州に及ぶ判決が下される可能性が再び出てきた。