当然ながら電話のできるスマートフォンは素晴らしい。電話、あまりしないけど。

freetel mobile(フリモバ)が来たのが11月15日。それから一週間近くになる。私はベンチマーク馬鹿ではないのでスピードテストの結果を貼ってしたり顔で論評したりはしない。実際の場面では、例えばちょっと時刻表やミニブログ、気象情報を確認するというくらいの使い方では、私には特に不満のない通信の速度と品質を得られている。また、試しに数メガバイト程度のアプリを Google Play から落としてみたところでは、突っかかる様な挙動を示すこともなかった。当たり前のことだが「値段なり」ではあり、月額1000円台前半で通信/通話を兼ねるという選択肢ができたことは、うん、いいんじゃないの、と思えるという感じだ。

ところでフリモバと同じフリービット系の MVNO である ServersMan SIM LTE では画像に圧縮をかけている。回線を流れるデータの量を減らすことで費用を抑えるという、低価格帯の MVNO ではおなじみの手法だ。次に掲げる画像は、上が ServersMan、下がフリモバで、http://www.google.co.jp/mobile/android/ を読み込んだところだ。

ServersMan SIM LTE では明らかな圧縮による劣化が見られるのに対し、フリモバでは自然な表示が得られる。

どうやらフリモバでは、少なくとも今のところは、画像の圧縮はしていないらしい。逆に言えば通信量を減らすために Opera Turbo の様な方法を使う意味があるということでもある。