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楽天ブックス|美学 - キャロリン・コースマイヤー
  • JanJanニュースに『【新刊プレゼント】美学―ジェンダーの視点から』という記事が載っています。

    昨年12月三元社から刊行されたという単行本『美学—ジェンダーの視点から』(キャロリン・コースマイヤー著)のモニターを募集しています。

    美学とは何か? 芸術とは何か? 「天才」がイメージさせるのはいかなる人物か? 「芸術」と「工芸」の境界とは? プラトンにまで遡る理論言説の小史をジェンダーという視点から振り返り、美をめぐるその思考のうちに暗黙裡に潜む、男性的/女性的という二項対立的な概念体系の伝統を批判的に解明。そして今、もはやそれら過去の規範では解釈しきれない現代アートについてどんな言葉で語りえるのか、フェミニスト・アートを具体例にみながら、美学の新たな可能性を探っていく。

    美学—ジェンダーの視点から - 三元社

楽天ブックス|「女装と男装」の文化史 - 佐伯順子
  • 毎日jp(毎日新聞)に『今週の本棚:井波律子・評 『「女装と男装」の文化史』=佐伯順子・著』という記事が載っています。

    昨年10月に講談社から発行された単行本『「女装と男装」の文化史』の書評です。

    ヤマトタケルノミコト(『古事記』)、オスカル(『ベルサイユのばら』)、娘(『道成寺』)、ポーシャ(『ヴェニスの商人』)……。古今東西を問わず、演劇や文学、映画、アニメ、漫画に数限りなく登場してきた「女装する男」と「男装する女」。彼/彼女たちは、なぜ性の境界を超えようとしたのか?“変態”“異常”“倒錯”という言葉で片付けてしまうだけでは気がつかない、性と愛の現実がそこにある。「男と女」という単純な二項対立がsexとgenderの視点をからめると無限の性別へと変化していくさまをつぶさに論じ、人間の生の多様性に軽やかに迫る。

    「女装と男装」の文化史 佐伯順子 講談社