本当の自由はどこにあるのか?「本物の世界」を求めて、遊牧民の暮らすアフリカに旅に出たら、そこで待っていたのは放射能に汚染された砂漠だった。
「-え。」ひょんな出来事から一転、気がつくと見知らぬ町にいたリナとガウリイ。あたりを見渡せば、見たことがない文字、使ったこともない通貨、あきらかに自分たちとは違う文化様式ー。動揺しつつも、経験と推理から導き出した結論は、「…ここ、魔族の結界の『外』の世界よ…」衝撃の事実!?だがしかし、立ち止まっていても意味は無し!ふたりは故郷に帰る道を探しはじめる。その先には、新たな出会いとやっぱりやっかいな脅威が待ち受けているわけでーリナとガウリイの、新たな、長い冒険の旅が始まる!
バス旅行は,往路・帰路の時間が長びくと退屈し、疲れやすいものです。この本では,車内を笑顔と笑い声が絶えない,なごやかなムードに盛り上げるために,小学生からお年寄りまで楽しめる多数のゲームを紹介してあります。ゲームの開始から終了まで,実際の流れに従って,リーダーの方がそのまま話せばよいように記述されています。ゲームの進め方がすぐわかるように,1ゲームを見開き2ページ単位で,イラストを交えて解説してあります。
日本人の妻が、アメリカ人の夫に助けられながら続ける“日本人のルーツ探求の旅”。そこに見えてきたのは、古代イスラエルとの深いつながりだった…。
女と二人、ヨーロッパを旅する男に視えてくる〈日本〉。われわれの帰るべき場所を問う。
初体験の感傷的な記憶、書いても書いても売れなかった時代に飲んだ酒の味、殺されるのを覚悟した学生運動の日日…。売れっ子作家としてTVで顔も知られるようになって、問い続ける青春の意味。友情、恋愛、家族のいったい何が変わり、どこへ行こうとしているのか?走り続ける作家のハードボイルド連作。
日常のありふれた場面に生まれる感情の揺れを、みずみずしい感覚で詩と散文に綴った。
「羽衣は、女性の想像力のメタフォアである」という著者は、長い海外生活を経て、いま帰路の途上で、目に視えるもの、耳に聴こえるものを瑞々しい言葉で書きつづる。大庭みな子との往復詩「炎える琥珀」からの作品を含む、12年間の作品を収める新詩集。
20歳の幻。物語は東京の街角からはじまった。男のにがい心を鮮かに描く連作短篇集。
昭和44年より平成元年までの522句を収める第一句集。波郷に俳句の古格を、友二に人生哀歓の詠風を、麦丘人に一座俳興の機微を学んだ著者が、人生帰路の途上の思いをこめて日常と自然を朗々また蕭々と詠う。