Linuxはサーバ、組み込み機器、スーパーコンピュータなどにおいて存在感を示してきました。近年では、オンプレミスのシステムだけではなく、クラウドサービスでも広く使われています。本書は、前半でLinuxを使いこなす上で必要な基本知識を、後半で最新情報をまとめています。Linuxの知識を体系的に整理したい、最新動向が知りたい、運用を改善したい、効率的に開発を行いたい、といった要望をかなえる内容となっています。時代の変化に柔軟に対応できるLinux技術者を目指すなら必要の一冊です。
本書は、ポートスキャンを用いて攻撃者がネットワークを経由してどのように攻撃してくるのかを具体的な手法を交えて学び、攻撃手法を知ることでセキュリティレベルの向上を目指す書籍です。Scapyを用いてポートスキャナを自作し、ポートスキャンの仕組みや動作原理をしっかりと学びます。そのあとで、脆弱性診断やペネトレーションテストに不可欠なNmap、Nessus、Metasploit Frameworkなどのツールについて解説します。ハンズオンで学習を進めながら徐々にステップアップしていける構成となっています。攻撃者側の思考プロセスを理解し、対策を強化しましょう。付録ではペンテスターのキャリア形成、関係の築き方などにも触れ、著者の豊富な経験からのアドバイスを紹介しています。
Linux初心者にもわかる「わかる解説」+「豊富な問題」で一発合格を目指す!
小規模から大規模まで、Webシステムの構築と運用に携わるのに必要な知識や技術を解説する。本書の特徴は、各章で解説しているWeb技術を手元のLinux PCで実際に使いながら理解する「ワークショップ」を設けていること。座学だけで終わらず、実践的なスキルを同時に身に付けることを狙った。解説しているWeb技術は、「HTTP」「HTTP/3」「WebSocket」「WebRTC」といった最新プロトコルから「Docker」「Kubernetes」といったコンテナー技術、「AWS」「Google Cloud」といったクラウド技術まで幅広く網羅している。
Linuxスキルをレベルアップする実用的な実践書。本書では、コマンドを組み合わせて複雑なコマンドを作成することで、手動で行われているタスクを自動化するための方法を学びます。具体的には、パスワードの管理、大量のテストファイルの生成、テキストファイルを変換してデータベースのように扱う方法など、現実的なビジネスの問題を解決する方法を明らかにします。単なるテクニックではなく、背後で何が行われているかについても学べるので、Linuxのシェルに対する理解が深まります。それと同時に、Linuxコマンドに関するさらに上級レベルの知識とテクニックが身につきます。
eBPFは、ネットワーク、セキュリティ、オブザーバビリティなど、さまざまなインフラ関連の分野のプラットフォームとして利用が広がりつつある、近年最も注目されている技術の1つです。本書ではカーネルの機能を拡張する方法として注目度の高いeBPFについて、どんな技術であるか、何ができるかを概観することができます。基本的なeBPFプログラムの書き方を紹介するとともに、仕組みも理解できるようになっています。
serviceがactiveになるタイミングはいつ?systemd-journaldがローテートする基準は何?日常の作業に必要な最低限の知識よりも一歩踏み込んだ話題を解説。systemdの概観をつかめるほか、よくあるトラブルや疑問も扱います。Red Hat Enterprise Linux 8と9を題材にしていますが、多くの内容は他のディストリビューション(Debian、Ubuntu、openSUSEなど)でも活用できます。
[内容紹介]
【第1特集】新年度のはじまりに学ぶ!
Linux基礎知識60
あなたの実力をチェックしてみよう
Linuxは今なおあらゆるところで利用されているOSです。現場で活躍できるエンジニアになるためには、Linuxの基本は必須の知識と言えるでしょう。バックエンド系のエンジニアはもちろん、フロントエンドのエンジニアでも押さえておきたいものです。
4月は新年度のはじまりということで、本特集であらためてLinux基礎知識をチェックしてみましょう。Linuxに精通したベテランエンジニアに4つの分野から押さえておきたいトピックを挙げてもらい、60項目のチェックリストにまとめました。これから現場に出る初級者はもちろん、Linuxは大丈夫という中級者の方も力試しやおさらいに役立つことでしょう。
【第2特集】常識として知っておきたい
今から始めるテクニカルライティング
伝わる/役立つドキュメント作成のポイント
「テクニカルライティング」とは、読み手や目的に合わせて情報をわかりやすく伝える技術です。製品のドキュメントや業務の仕様書といった、ITエンジニアにとって馴染みのある技術ドキュメントを作成する際、このテクニカルライティングが大いに役立ちます。また、知りたい情報をすぐに見つけられるアウトラインの作り方や、意図が読み手にはっきりと伝わる文章術などは、知っておくと幅広い業務で活用できる普遍的な技術でもあります。
本特集を通して、いま一度自分の文章技術をブラッシュアップしてみるのはいかがでしょうか。
[目次]
■特集
【第1特集】Linux基礎知識60
Introduction Linux基礎知識チェックリスト/編集部
第1章 ディレクトリ構造とファイルシステム/水野 源
第2章 プロセス管理/青田 直大
第3章 ユーザー権限とアクセス権/くつなりょうすけ
第4章 ネットワーク設定と管理/宮原 徹
【第2特集】今から始めるテクニカルライティング
第1章 テクニカルライティング入門/米山 柚香子
第2章 読者に合わせたドキュメントを書く/米山 柚香子
第3章 アウトラインで伝える情報を整理する/piyo
第4章 明確な文章を書く技術/小野 葵
【特別広報】
グローバルへ挑戦するココネのエンジニアリング力を探る/編集部
■連載
ITエンジニア必須の最新用語解説/杉山 貴章
万能IT技術研究所/万能IT技術研究所
ドメイン解体新書/谷口 元紀
ハピネスチームビルディング/小島 優介
エンジニアのためのやる気UPエクササイズ/えくろプロテイン
Databricksで勝つデータ活用/桑野 章弘
あなたの知らないChromeの世界/小河 亮
Google Cloud流クラウドネイティブなシステムデザインパターン/田中 万葉、監修:宮城 望
ぼくらの「開発者体験」改善クエスト/金子 雄大
実践データベースリファクタリング/曽根 壮大
Cloudflare Workersへの招待/福岡 秀一郎
実践LLMアプリケーション開発/西見 公宏
MLOpsのすすめ/澁井 雄介
位置情報エンジニアリングのすすめ/小松 聖
AWS活用ジャーニー/杉金 晋
魅惑の自作シェルの世界/上田 隆一
あなたのスキルは社会に役立つ〜エンジニアだからできる社会貢献〜/高木 俊輔
BSDをも凌ぐ機能の多さと自由度の高さを誇る、PC-UNIXの決定版『Linux』。ゲームからインターネットまで、最前線のハッカーたちが語る、Linux村での清く正しい暮らし方。
本書はLinuxのコンセプトと特徴を紹介し、またシステムのインストールとコンフィギュレーションの方法、グラフィカル・ユーザ・インタフェース、ネットワーク能力、拡張されたツールについて解説している。Linuxの迅速な開発と普及の手段となったインターネットの特徴とサービスや、Linuxに利用できる広範なシェアウェア・アプリケーションについても紹介している。多くのイラストと実例を掲載し、Linuxの全体像を知るのに最適な書。
本書は、PC互換機上のLinuxを使って、UNIXの世界へ案内する。UNIXとLinuxの概要からはじめ、Linuxのイストール、基本操作、Xウィンドウシステム、日本語環境の構築、ネットワークなどを解説。
本書は、RS232C経由の通信とLANのTCP/IPネットワーク、sendmail電子メールシステムを解説している。