宋建国の英雄・楊業の死から2年。息子たちに再起の秋が訪れる。楊家軍再興ー。六郎は、父が魂を込めて打った剣を佩き、戦場へ向かう。対するのは、強権の女王率いる遼国の名将・石幻果。剣を交えた瞬間、壮大な悲劇が幕を開ける。軍閥・楊一族を描いて第38回吉川英治文学賞に輝いた『楊家将』の続編でありながら新展開。『水滸伝』『楊令伝』に登場する宝刀「吹毛剣」の前史がここにある。
入社してからの3年間で、君のすべてが決まる。この3年間は、決して、準備期間ではない。この3年間に頑張った人は、好きな仕事ができるようになる。この3年間に苦労をたくさんした人は、仕事のプロになる。この3年間に油断した人は、一生逆転できなくなる。この3年間にこの本に出会った人は、運を切り開く。この3年間は人生の黄金の3年間である。これは、僕の黄金の3年間の実体験だ。
「家族みんなで夕食をとる」「食事の品数が多い」「睡眠時間は7〜9時間」…。これらは学力の高い子どもとその家庭に共通することですが、近年注目されているのが父親の生活習慣です。本書は、早くから「父親力」を提唱してきた著者が明かす、「勉強できる子のパパがしていること」。「子どもの前で辞書を引こう」「悩んでいるところを子どもにみせよう」等、今日から実践できる内容を満載。
時は幕末、京の都ー。大政奉還を目前に控え、徳川慶喜暗殺未遂事件が起こった。幕閣から犯人探索の密命を受けたのは、坂本龍馬と新選組副長土方歳三。しかし二人に与えられた時間は、わずか二日間だった。いがみ合い、衝突しながら捜査を続ける二人が最後に行きついた人物とは?そして龍馬暗殺の真相を知った土方は?幕末維新のオールキャストでおくる、傑作エンタテインメント長編小説。
世界でいちばん素敵な「スコットレーズ・デパート」の時計が6時をさしたとき、だれも想像できない冒険がはじまった。
40代、独身。好きなもの、昼酒。座右の銘は「好奇心は身を滅ぼす」。“いいとこなし”に見えるけれど、なぜかおかしいキミコの日々。「結婚しないの?」と聞かれた時の答え方、圧力鍋との15年戦争、父のゴミ分別の不可解なルール、朝はなぜ眠いかについての考察など、日常の出来事に無駄な妄想で切り込んでいく。読んでも何の役にも立たないけれど、思わず笑いがこみあげて、不思議と元気が出てくるエッセイ集。
10年後、幸福をつかむ人は何が違うのか。「昭和と平成の常識」をぶち壊し、生き延びるためのバイブル。
ゴミ箱の横にわごむが落ちていた。お母さんに「ちょうだい」って聞いたら「いいよ」だって。やった!わごむをもらった。このわごむは、わたしのだ!!
夢を実現する人は、大学時代にチャンスをつかんでいる!-本書は、自分の未来を輝かせるために今しておくべき大事なことを教えてくれる、中谷流・大学時代の過ごし方講座。「コイツはすごいという人に出会おう」「行方不明になれる場所を持つ」「知らないことだらけだとわかれば勉強が進んだ証拠」など、教科書には載っていないアドバイス満載。タダの大人になりたくないすべての学生にエールをおくる。
「広告の鬼」と恐れられた電通四代目社長、吉田秀雄。彼が残した電通「鬼十則」は五十年以上を経た今でも、仕事の原理・原則を説いたバイブルとして多くの人に支持されている。本書は広告戦略のプロが、現代社会に照らし合わせて、そのメッセージを分かりやすく解説したものである。“「大きな仕事」と取り組め小さな仕事は己を小さくする”など成功のエッセンスを説いた、経営者・ビジネスマン必読の書。
音楽はあらゆる芸術をつかさどる。そればかりではない。生命原理と創造性の本質にも通じているのだ。わたしたちはみな楽器であり、音楽家である。脳の中では、常に交響曲のような働きが起こっている。耳をすませば、世界を満たす豊饒な旋律が聴こえてくるだろう。そして人生とは、自分だけのハーモニーを奏でることなのだ。シューベルトをはじめ、モーツァルト、ベートーヴェン、ウェーバー、ワーグナーetc.かつて「未完成」との印象的な出会いをした脳科学者が自らの体験をもとに語り誘う、音楽の新たなる地平。
暮らしと仕事をイキイキと輝かせる実用集。「暮しの手帖」編集長、書店経営、文筆業と、縦横無尽に活躍する著者が、自身の経験から見つけた毎日をていねいに生きる秘訣。
現職大臣を辞任に追い込んだ「放射能つけちゃうぞ」発言は、完全なるでっちあげだったー真相を隠蔽して虚報を流し、バレても責任を取らない。それでいて正義の旗を振りかざす横暴ぶり。新聞・テレビの罪深き欺瞞は、「ただちに危険はない」との政府発表を垂れ流しつづけた原発・震災報道で決定的となった。政治との悪質な癒着。ネットメディアの台頭によって、情報を管理できる時代は終わった。国民を騙しつづけた先にはマスメディアの死が待っている。ジャーナリスト休業を宣言した著者が放つ、記者クラブへの最後通告。
おおきくなったらボクはなんでもあけられるようになるんだ!じぶんのぶんもみんなのぶんもぜーんぶあけてあげたい。ヨシタケシンスケのユーモア絵本。
東大生のバイブル『思考の整理学』著者による「考えかた」の超入門書。発想力が身につく150のヒント。
精神科医ワイス博士は、前世の記憶をもつ患者と接するうちに、誰にでも生まれ変わるたびにめぐり会う“魂の伴侶(ソウルメイト)”がいることを知る。そして、自分の患者である男性と女性が、魂の伴侶であることに気づく。二人を引き合わせたいという思いと、医師としての守秘義務の狭間で揺れ動くワイス博士。そして二人はついに…。世界的ベストセラー『前世療法』の著者が綴る希望の物語。
1994年、ルワンダ。隣人が、友人が、殺戮者と化し大鉈・ナイフを手に、「皆殺し」を叫ぶ!小さなトイレに身を隠し神との対話だけを力に、奇跡的に生き抜いたツチ族女性の世界を震撼させる恐怖と感動の手記。
世界最高の叡智と言われるドラッカーのマネジメント論。しかしながら、その翻訳本を手にとってみても、「難しそうで、なかなか読む気になれない」「読んでも難解で意味がわからない」という人が多い。そのような人のため、ドラッカーの著作の解説本として本書は書かれた。翻訳書の要点を短時間で読みたいという人のための要約本である。
日常のなかでふと覚える違和感。恐怖と笑いが紙一重で同居するエッセイ集。