二十世紀最大の発見といわれるアインシュタインの相対性理論は、どこが真に革命的だったのか?お茶の間でも人気の科学者が、「時間の遅れ」「物体の縮み」など、相対性理論のポイントを踏まえてわかりやすく解説する。また、著者自身が人生において大きな影響を受けたアインシュタイン思想の核心を10の視点から捉えなおす。巻末には著者翻訳の相対性理論「第2論文」を全文掲載。E=mc2がいかに導き出されるのかを読み解く。
「百人一首」に詠まれているのは、今に通じる人の思い。美しい桜に感動したり、出世できずに嘆いたり、浮気な恋人を恨んだり…。そこに詠み人の“思い”を感じれば、難しい勉強などしなくても、和歌に親しむことができるのだ。本書では、歌の成立背景から詠み人の人となりまで、「百人一首」を味わうためのポイントを紹介。楽しみながら、古典をぐっと身近に感じられる一冊。
「納豆」「きのこ」「ヨーグルト」…。あなたの体調不良の原因はよかれと思って食べていたあの食品が原因だった!?本書では、アーユルヴェーダ医療の第一人者が、健康食のウソ・ホントを明かし、より健康になる食べ方を大公開。「『朝食はたくさん食べたほうがよい』は、うそ!」「『食後に緑茶を飲むと消化によい』は、本当!」など、目からウロコの健康常識が満載。
「前向きなのはとにかくいいことだ」-ポジティブ・シンキングの絶対化は、いつしか「前向きでなければいけない」という強迫観念となった。すべてにおいて「頑張らなければいけない」私たち。明るく人づきあいができなければ人格的に否定され、ツイッターや朝活、婚活ブームに乗らなければ無能と見なされる。周囲の同調圧力に耐えかねて「うつ」になったり、やる気を失くしてしまう人が増えるのも当たり前。心が悲鳴をあげている。自分をだますのはもうよそう。世間や職場にふりまわされず、平凡な日常に幸せを感じるコツ。
現代人の食べすぎが病気を増やしている!ガン、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、通風…これらの病気は、1日2食以下の「少食生活」で改善できる。本書は、断食が体に良い根拠から、その具体的な実践法、「飲酒はOK?」「いつまで続けるべき?」などの素朴な疑問までを解説。永年、断食指導を行なってきた著者が明かす「少食健康本」の集大成。
「人生でもっともいたたまれない三十秒」とはどんな時間か。「完全防水」という携帯を手にした時、人はどんな行動をとるべきか。料理で失敗するたびに現れる「脳内姑」との壮絶な戦いとは。40代独身、趣味昼酒。札幌の実家で愉快な両親と同居するキミコが、ぐうたらな日々に頭の中で思うことを、漏れ出るように綴っていくエッセイ集。奥の深いくだらなさに心の底から笑いがこぼれ、何となく元気になれるかも。
ところは江戸の根津宮永町。鯖縞もようの猫が一番いばっている長屋があった。人呼んで「鯖猫長屋」。猫の名はサバで、飼い主は、三十半ばの売れない画描き拾楽。なぜサバが一番えらいかって?それはサバが永代橋が落ちることを予見し、長屋の面々を救ったからー。そんな猫様が仕切る長屋で次次と起こるふしぎな事件。謎を解くのは、画描きの拾楽?それとも…。突然越してきた美女、大道芸が得意な浪人者…。「わけあり」な人々と猫が織り成す大江戸謎解き人情ばなし。
裁判で執行猶予がついた判決が出たときに、被害者や遺族が望めば、加害者の反省具合をチェックし、刑務所に入れるかどうかを決定できる制度「執行猶予被害者・遺族預かり制度」が始まって38年がたっていた。30年前、その制度の担当係官だった経験があり、今は大学の講師として教壇に立つ井川は、「チャラン」と呼ばれるいい加減な上司とともに、野球部の練習中に息子を亡くし、コーチを訴えた家族、夫の自殺の手助けをした男を憎む妻など、遺族たちと接していた当時のことを思い出していた。執行猶予付きの判決が出たとき、もし被害者や遺族が、加害者を刑務所に入れるかどうか決める権利を持ったら…。人を憎むこと、許すこととは何かを大胆な設定で描く、感動の長編小説。
著者は、NHK時代の苦い失敗を語りコロンビア大学経営大学院に合格。そこでは、あのウォーレン・バフェットやハワード・シュルツが赤裸々に失敗を語っていた。現在、ハーバードやスタンフォードの授業では「失敗の予行演習」が盛んに行われ、厳しい指導に泣き出す学生もいるという。そこまでして鍛えるべき「グローバルリーダーの『失敗力』」とは一体何なのか?最高峰の経営大学院の授業と、世界で活躍する日本人エリート12名の実体験から探る。
マッキンゼー&MITの知恵と世界トップクラスのリーダー130人の実体験から生まれた画期的なアプローチ!日本企業も続々導入。連続赤字からのV字回復など劇的な効果を発揮。
中国の弱みに石を打て。彼らに資することはやめ、彼らを利する戦略をもて。商社マンとして30年、大使として2年半。政財界トップの性質や思惑、はては国境近くの庶民や少数民族の生活実態まで、「病める中国」の姿をつぶさに見つめた迫真のレポート。
テレビ番組のニュース解説、新聞・雑誌連載や書籍の執筆、大学での講義…多方面で活躍し、超多忙な著者。自宅に届く新聞7紙の読み方から、記事のスクラップ法、本の探し方、ネット情報との接し方、話の聞き出し方、わかりやすい説明のコツまで、その情報収集・整理・活用術を一挙公開。「情報の海」で溺れることなく、情報を自らの糧にするためのヒント満載。
もらい火によって全焼するも、ふたたび四谷のしんみち通りで開店したおでん屋「めぐみ食堂」。女将の玉坂恵は元・人気占い師だったがその力を失い、今は“男女の縁”が見えるように。常連客の悩み相談に乗るうちに、結婚相談所や婚活パーティー、マッチングアプリをめぐる思わぬ騒動に巻き込まれて…。あん肝の赤ワイン煮、白菜と鱈のグラタン等の絶品料理も楽しめる、人気シリーズ第2弾。
「花」とは「幽玄」とはあらゆる表現ジャンルの根本、生きることの美を語る。秘すれば花なりー「日本の美」を深く探求した至高の芸術論。読みやすい新訳。
その数、なんと一九〇〇万人!「第二次ベビーブーマー」「団塊ジュニア」と称される一群を含む70年代生まれ。いま二十代後半から三十代前半の彼らは、ひそかに「貧乏クジ世代」とも揶揄される。物心ついたらバブル景気でお祭り騒ぎ。「私も頑張れば幸せになれる」と熾烈な受験戦争を勝ち抜いてきたが、世は平成不況で就職氷河期。内向き、悲観的、無気力…“自分探し”にこだわりながら、ありのままの自分を好きになれない。「下流社会」「希望格差社会」を不安に生きる彼らを待つのは、「幸運格差社会」なのか。
リアルな人間描写が魅力のガンダムシリーズ。本書は、『機動戦士ガンダム』『Zガンダム』『ガンダムZZ』『逆襲のシャア』から、今でも心に残る名セリフ150を厳選収録。「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」(ランバ・ラル)、「悲しいけど、これ戦争なのよね!」(スレッガー・ロウ)、「あんなの飾りです!偉い人にはそれがわからんのですよ!!」(ジオン軍技術士官)など、ガンダム世代に贈る“珠玉の名言集”。
大量の知識をどんな方法で記憶していた?どんなノートのとり方をしていた?難しい本はどうやって読めばいい?時間を有効に使って勉強する方法は?やる気を持続させるにはどうする?-結果を残した人たちが選んだ勉強法を公開。
グロービスのトップが熱く語るこれからの時代に求められる能力、そしてその習得方法とは?学生満足度NO.1、「グロービスMBAシリーズ」でも知られるビジネススクール学長が、ハーバードでの学び、ゼロからの起業、豊富な教育体験から得た学習法&実践術を説く。
経営状態から今後の戦略まで、会社のさまざまな情報が読み取れる決算書。本書は、決算書の三本柱である「損益計算書」「貸借対照表」「キャッシュ・フロー計算書」をわかりやすさにこだわって徹底解説。図表をふんだんに盛り込み、実際に決算書を比較して経営分析を行なうなど、実践的な入門書となっている。60万人が愛読したベストセラーに最新情報を加えた新会計基準対応版、待望の文庫化。
「適切な答え」がパッと出ずに、場をしらけさせてしまう人は多い。では、できるコンサルタントはどうやって、誰もが納得いく答えを即座に導き出し、それを伝えているのか…そのノウハウを説くのが本書である。相手の期待値の見抜き方、本質的な答えの出し方、そして、その効果的な伝え方を「3つのスキル」として伝授。著者自らが「コンサルタントにとって最も重要」という能力を解き明かす。