日本人なら読んでおきたい、古典の名作『源氏物語』。そこに描かれているのは、天性の女好き、嫉妬に狂う年上の美女、不美人ながら一途な女性と、今も変わらぬ人間の姿です。本書では、元暴走族のカリスマ講師が、54帖にわたるこの超大作をたった一冊で、ユーモアたっぷりに解説します。儀式や建築などの古典知識も満載。
20代後半から30代前半の科学者8人が、東大に入るまでの道のり、現在の研究テーマ、科学者をめざす若者へのメッセージを語る。「なんと世界をわかりやすく説明する学問だろう」と驚いた生物学、世界中のメディアが取り上げたバイオインフォマティクスの研究成果、ポスドクに進む覚悟…。さらに監修者二人も対談を行い、研究者を志したきっかけを吐露。科学者たちのみずみずしい生の声を知る一冊。
今、最も旬な経営者であるソフトバンク社長・孫正義。その規格外の仕事術を、元社長室長として間近から見た人物がリアルに語るのが本書。「三百年続く企業」を目指すという壮大なビジョンに秘められた意図から、マイナスをプラスに変えていく逆転の戦略や発想、そして「常に数字で語る」「ツイッター活用」「プレゼン術」といった具体的な仕事術まで、そのパワーの秘密を縦横に説く。
「ドル離れ」の裏で進む「金本位制」への動き、世界のエネルギー事情を変える資源開発の成功、日本の核武装に反対しない政治指導者たち…。ワシントン情報から読み解く「日本の命運」。
ソフトバンクを3兆円企業に育て上げた稀代の起業家・孫正義。その成功の原動力となったのが、自らの人生・経営哲学を「25文字」の漢字に集約した「孫の二乗の法則」である。これを片時も忘れないことで、孫は幾多の苦難を乗り越えてきた。では、私たちが自分の仕事や人生に活用するにはどうすればいいか。その秘訣を本書では伝授する。「孫の二乗の法則」を本格的に解説した唯一の書、待望の文庫化。
英語が話せるようになるためには、何百、何千という単語・フレーズを覚えなければいけない…そんなふうに思っていませんか?実は、もっと手っ取り早い方法があるのです。それが、「活用範囲の広いパターン(文型)の使い回し」。本書で紹介する50パターンだけで、なんと約1000通りもの表現が一気に可能になります。英語が「反射的にパッと口から出てくる」トレーニング付き。
世界一素敵な「スコットレーズ・デパート」の時計が6時をさした。それは誰も想像できない冒険の始まりだった!デパートは、びっくりするぐらい広くて豪華で、たくさんの宝石や洋服やおもちゃ、食べ物があふれている。でも、リビーとママと妹は何も買ったことがなかった。そんなリビーたちに、その晩奇跡が起きた!『青空のむこう』の作家が贈る、スリルとユーモアいっぱいの感動の物語。
哲人天風が語る、本当の人間の生き方。
「いい学校に入るために英才教育を」「しつけのために厳しく叱らないと」-そう思っていませんか?親が上から目線で接すると、子どもはかえって反発します。本書は「尾木ママ」として人気の教育評論家が教える、子どもの心をやさしく、強くするための方法。肩の力を抜いて子どもと協力していくことで、あなたの子育てはラクになります。
「悪ノ娘」-ルシフェニア革命以降、エヴィリオス地方を騒がせた様々な事件。これらの裏に隠された真実を知るため、ユキナとカイルはそれぞれの想いを胸に祖国・マーロンへと向かった。挿絵&キャラクターデザインは壱加、表紙はゆーりん@北乃友利が担当!口絵&ピンナップには吉田ドンドリアン、電鬼、初、憂、オサム、GAN、ばたこなど、豪華絵師が勢揃い!「悪ノ娘」のみならず「大罪の悪魔」に関わる謎に迫るシリーズ完結編。
マーフィーの法則、パーキンソンの法則、80対20の法則…など、世の中には人や組織の矛盾や悲哀を、ユーモアたっぷりに表現した法則がたくさんある。本書は、国際ビジネス・コーディネーターとしても活躍する著者が、特に人生に役立つ「経験則」を厳選し、それらが生まれた背景やエピソードなどを交えながら綴った読み物。商談や飲み会のネタとしても使える、目からウロコの70選。
「ご確認お願いいたします」「私は○○すべきだと思います」などと、日常的に言っていませんか?これらの伝え方は、ときに混乱を招いたり、無責任だったりすると言ったら、驚かれるでしょうか。伝える技術が上達すると、あなたの持っている知識や仕事ぶり、働き方が変わらなくても、相手を動かすことができ、目的を達成できる確率が上がります。自身の講演や話し方の講座で、軒並み100%近い満足度を得る著者の、全ノウハウを公開。
自分の生活に音楽がある、それだけで充分素敵なこと。でももう一歩踏み込んで、思いもかけない刺激や感動に出会えたら、なお嬉しい。本書は素晴らしいポップ・ミュージックの宇宙へあなたを誘う名曲ガイド。音楽もファッションも衝撃的だったビートルズ、映画音楽の天才バカラック、声を聴いているだけで悲しくなるニール・ヤング…。さらにYMO「ライディーン」製作エピソードなど自らの音楽活動についても語る。自らの心に訊ねる、自らの心が変わる。世界を魅了した音楽家の、幸福な名曲との出会い。
小さな会社の社長、営業マンへの意外なヒント満載。規制がキツイ「許認可事業」に挑戦し、大きく稼ぐ。“課税所得2億円”の著者が実践 戦略・思考術・営業法45。
「明治維新後、貪欲に西欧化・近代化を図り、わが国は世界に類を見ない高度成長を遂げた」という通説は幻想だった。著書『中国化する日本』で脚光を浴びた気鋭の歴史学者と、日本を代表する経済ブロガーが、日本の歴史をたどり、現代の「決められない政治」や「変われない企業」の原因を縦横無尽に語り合う。日本は江戸時代から進歩していない。
感情労働とは、仕事をするなかで、心の負担にポイントを置いた労働のことである。本来、営業職、客室乗務員など顧客相手の仕事を指していたが、今や職種を超えた広がりを見せている。たとえば職場では、パワハラ、成果主義、世代間の仕事観の相違などからくる感情労働的軋轢が深刻化し、怒り、落胆、戸惑い、不信感、虚無感、孤立感、無力感といった感情がいたるところで渦巻いている。若者と中高年における感情労働の特徴は何か?どのような背景が考えられるのか?本書は、これら感情労働に関わる現象を読み解いたものである。
我慢したオナラはどうなる?血管は日本列島の二倍も長い!?鼻の孔はどうして二つある?男女をわける遺伝子のスイッチ。人体は最大のミステリー。
思い出は心を豊かにもすれば、苦しめもするー小さなガラス瓶、古いお守り袋、折り鶴…、そうした小さな手がかりから、依頼人の思い出に寄り添うようにして、人や物を捜し出していく“思い出探偵”。京都御所を臨む地で「思い出探偵社」を始めた元刑事の実相浩二郎は、他のメンバーと共に思い出と格闘し、依頼人の人生の謎を解き明かす。乱歩賞作家が紡ぎ出す、せつなさと懐かしさが溢れるミステリー。