平成最大の国内テロ事件を引き起こした麻原彰晃とオウム真理教、および事件の真相を総括するノンフィクションを緊急発刊!なぜオウムはこれほど巨大化し、暴走してしまったのか?事件に関わったエリート幹部をはじめ、大勢の若者たちは、なぜオウムや麻原に惹かれていったのか?麻原の死刑当日の様子は?オウムと裏社会とのつながり、ロシア、北朝鮮との関係、そして核兵器保有の可能性…麻原の死刑執行後に出版することを前提に口を開いた元信者や捜査関係者、刑務官らの「今だから話せる」貴重な証言をもとに、オウム真理教の闇を明らかにする。渾身の書きおろし。
教皇、皇帝、国王、貴族という一握りの特権階級が支配者だった頃のヨーロッパ。人々は「人殺し」に明け暮れていた。彼らの日常は「戦争」とは異なる、単なる殺し合い。平和は束の間の安らぎにすぎなかった。血に飢えたライオンよりも野蛮な世界である。この「国」という概念すらない16世紀に生まれながら、「戦争にも掟がある」という英知を著す信じ難い学者がいた。その名もフーゴー・グロティウス。彼の思想はのちにウェストファリア体制として実り、国際法の原型となる。天才グロティウスが混沌のなかに見出した「法」を日本一わかりやすく読み解く。
「戦略・戦術の実行」「データの活用」だけでは強いチームはつくれない。忘れ難いエピソードで、名将の思想の神髄を知る。
家族4人で65m2。本多家の新居を初公開!間取り&動線にこだわって家事も育児も、スイスイこなせる家が完成!物件探し&購入から中古マンションリノベの全記録。家を探す人、つくる人、必見!
新型コロナウイルスの感染拡大により大波乱の幕開けとなった2020年代。「この10年間は、これまで叫ばれてきた様々な危機が現実化し、『日本が壊れる10年間』となる」。未来予測と経営戦略立案の専門家である著者はそう警告する。コロナショックはどんな影響を及ぼすのか?その後に到来する「7つのショック」とは?どうすれば崩壊を食い止められるのか?不安な未来を読み解き、新たな変化とリスクにいち早く対応するための必読書。
大人気の笑って泣ける時代小説シリーズ!人情とお節介で名高い「おけら長屋」には、いつも騒動が舞い込んでくる。万造と松吉は記憶をなくした老人を“貧乏神”に仕立て上げ、金儲けを目論むが…「せいひん」。奉行所が追う凶悪な“髪切り魔”が十年ぶりに現れた。次々と女が襲われるなか、聖庵堂のお満にも魔の手が。お満の危機に万造は…「くらやみ」など、爆笑&感動必至の四篇を収録。文庫書き下ろし。
植物の生き方は、想像よりもずっとダイナミックでドラマチック。植物の不思議がわかる!文庫版でしか読めない、「ウイルスとともに生きる」を特別掲載!
電通マーケティング部門で新人が必ず教わる基本技を1冊に凝縮!商品企画・開発、営業、宣伝、販促…ベテランの学び直しにも最適!
多様性の尊重が叫ばれると同時に、人々の分断が加速する現代社会。誰もが自分とは異質な存在である「他者」と生きなければならない世界で、哲学者マルクス・ガブリエルは「他者がいなければ私たちは存在することさえできない」と喝破し、従来の哲学における他者認識は誤りだったと語る。ガブリエルの提唱する「新しい実在論」から見た「他者」とはいかなる存在なのか。他者とともに、我々はどう生きるべきなのか。現代に生きる我々の「アイデンティティ」「家族」「愛」「宗教」「倫理」といった課題における、新たな解決策を提示する1冊。
不安から解放されて、幸せにはたらき、生きていくための知恵!一番前向きになれる本。
社会科学とは社会について研究する学問であり、政治学、経済学、社会学、人類学、国際関係論などが含まれる。その古典を読み返したところで、当時とは時代が違うのだから役に立つことはないと思われるかもしれない。ところが驚くべきことに、現代を理解するためにはこれらの古典の知見について知る必要があり、さらに言えば現代で起こる様々な失敗は、古典の知恵を知らないために起こったものが多い。組織が官僚化することによる停滞、「抜本的な改革」に潜む罠、株式市場を活性化させることの危険性…。「教養にして実用」である社会科学の知見を明快に解説。
忘れられないあの味や、味とともに蘇るあの日の思い出ー。作家や料理研究家、デザイナーなど、様々な分野の第一線で活躍する著名人が、「思い出のごはん」をテーマに綴ったエッセイ集。家庭の味から海外で食べたひと皿、さらには「どうしてこうなった!?」という珍品まで、多種多様な料理が登場。きっと共感する一編があるはず。ときにほろりと涙が流れる、味わい深い三つ星級のエッセイを75作収録。
金はないが情はある、お節介で名高い「おけら長屋」を舞台にした大人気シリーズの“外伝”は、登場人物たちの若き日を描く前日譚。万造と松吉は、おけら長屋で出会った途端に意気投合するが…「馬鹿と外道は紙一重」、おけら長屋は実は“事故物件”!?住民らに次々と災いが起きる中、長屋立ち退きの話まで持ち上がり…「金太が街にやってくる」他二編と、特別付録としてシリーズ第一幕の名場面ガイドを収録。文庫書き下ろし。
人には誰でも「生きられなかった人生の半分」がある。その影の部分に光をあてて、「自己」を実現して生きることが人生の真の目的であると、心の医者・ユングは考えた。著者は、自らの臨床経験を踏まえて、ユング心理学における無意識・夢・自己実現、クライアントたちとの心のドラマ、河合隼雄氏との出会い等を、平易な語り口で解き明かしていく。本書で語られる「臨床ユング心理学」は、これまで気づくことのなかった人生の豊かな可能性を教えてくれる、新しい心理学である。
「市民」のためと銘打つ政党が結成され、また、外国人ジャーナリストによる官僚社会批判が「市民運動」のテキストとしてベストセラーとなる現代日本。そこで描かれるのは、権力を我がものとする官僚VS.「市民」が主役の民主主義、という構図である。「市民」が、単なる「都市の住民」であることを超えて、神聖な存在に祭り上げられた思想的背景とは何だったのだろうか?戦後日本の思想の歪みを鋭く衝いた意欲作。
「明智光秀は生き延びて家康の参謀になった!?」「平賀源内は殺人を犯して獄死?」「小野小町は諸国を放浪の末に行き倒れ?」「晩年は大いに社会に尽くした清水次郎長親分」「ジャンヌ・ダルクは復活して二児の母になっていた!?」…歴史上の有名な事件や人物の“その後”をたどってみると、意外な展開、驚きの人生ドラマが隠されている!日本史・世界史の教科書では教えない真実の数々。