幕末から維新後にかけて、日本の未来と誇りを守るために奔走し、数多の難事業を達成した西郷南洲翁。晩年こそ国賊として追われ、不遇の最期を終えたが、「西郷こそ真のヒーロー」と今なお多くの人から慕われ続けている。その彼の遺したリーダー論、財政論、危機管理論は、まさにビジネスの要諦を述べたもの。ビジネスの指針として、人生の指針として、座右の書にしたい一冊。
日本に古事記から生まれた八百万の神様がいるように、世界にも神話から生まれた神々が多数存在する。本書は、ギリシア神話に登場する華麗なるオリュンポスの神々からクトゥルー神話に出てくる暗黒の邪神まで、109の神々の横顔を紹介。好色家であるにもかかわらず恐妻家だった最高神ゼウスや、神々の仲間ながら最終的に神々と対立したロキなど、意外なエピソード満載の一冊。
著者には、東京帝国大学の卒業記念として出版された『王陽明研究』と、「王陽明伝ー王陽明の生涯と教学」(王陽明生誕五百年記念『陽明学大系 第一巻』所載、昭和46年)の名著がある。本書は、この名著を下敷きに、「分りやすく」と「平明に」を念頭に、王陽明と陽明学について説いた講話集である。難解と言われる陽明学の入門書にして、本シリーズの掉尾を飾るに相応しい、師の「陽明学第三の名著」である。
卑弥呼の「邪馬台国」のその後は、どうなったのだろうか?大和朝廷は、どのような形で勢力を拡張していったのだろうか?そして、力を誇った吉備や出雲の国たちはなぜ衰えていったのだろうか?古代史ファンがもっとも知りたいこれらの問題にアプローチしたのが本書である。「日本誕生」の物語を、考古学の成果と文献を融合させ、具体的かつ鮮やかに描き出した、待望の一冊といえよう。
認めてもらいたいのに気持ちをハッキリと伝えられない。さみしいのに人と接すると居心地が悪い。気まずくなれば自分の殻に閉じこもり、非難されると不機嫌になる。だから摩擦を避ける。恥ずかしがり屋は「失敗するのが怖い」「他人から評価されるのが怖い」「断わられるのが怖い」「親しくなるのも怖い」。そして臆病になり、他人を警戒し、不信感を持つようになった人なのだ。「こんなこと言ったらバカにされる、嫌われる」と思っていませんか。我慢しないでちょっとだけ自分を信じてみたら、人づきあいが楽になる。
豊臣秀吉の天下統一、この偉業は「二兵衛」と呼ばれた名軍師ー竹中半兵衛重治と黒田官兵衛孝高を抜きにして語れない。置かれた環境は異なり、性格も正反対であったにもかかわらず、互いの才を認め合い、相手を信頼し合って、秀吉の天下取りを補佐した半兵衛と官兵衛。二人がともに抱き続けた志、友情とはいかなるものだったのか。不世出の軍師二人の鮮烈な人生を描いた力作長編小説。
学力の基礎になる、ひらがな・カタカナ・数字・漢字を、書きこみ式で徹底練習。
戦国乱世の時代、戦場を駆けた男だけでなく、女たちもまたそれぞれに「闘いの日々」を送っていた。異例の出世を遂げた豊臣秀吉の妻・北ノ政所、夫の異常なまでの嫉妬にさらされ続けた細川忠興の妻・伽羅奢(ガラシャ)から、戦上手で変わり者の侍大将に思いを寄せる人妻の由紀、夫を徹底して働かせた遊び好きの小梅まで、有名無名六人の女性が戦乱の中で咲かせた「花」を描いた珠玉の短篇集。
ビジネスに必要なことはすべて「戦術」に詰まっている!本書は、元自衛隊作戦参謀である著者が、自ら考案した本格戦術シミュレーション60題を通して、「戦いに勝つための9原則」を解説したものである。「勝つための目標をどう立てるのか」「急激な戦況の変化にはどう対応したらいいのか」など、「戦術」はまさにビジネスの必須要素といっても過言ではない。冷静に分析しながら的確な判断力が身につく本。
10ぴきのかえるは、うきうきのはらへピクニックにでかけました。「はるだね!はるだね!」「あっちもこっちもはるいっぱい!」。4〜5歳から。
これなら、大量に反応が返ってくる!最後まで読ませ、信頼させるお客を爆発的に増やす、コピーライティングの極意。あらゆる宣伝、販促文、通信販売、インターネット広告、プレゼンテーションに応用できる。
「自分の健康は自分で守る」-そのためには、食生活を意識することが必要です。戦後、日本人の食事は肉、卵、牛乳の摂取量が増加し、脳梗塞、糖尿病、欧米型のガンなど、病気も変化しました。つまり、食生活が病気を決めているのです。本書では、野菜、果物、魚介類など身近な食材がどのような病気を遠ざけてくれるのかを解説。“薬”になる114の食材の理想の食べ方がわかる、一家に1冊の保存版。
まいにちまいにちせっせとはたらいているのに、れいぞうこにはどうしてなつやすみがないんやろうか?小学1〜3年生向。
中国で、「三国志」を超える壮大な歴史ロマンとして人気の「楊家将」。日本では翻訳すら出ていなかったこの物語だが、舞台は10世紀末の中国である。宋に帰順した軍閥・楊家は、領土を北から脅かす遼と対峙するため、北辺の守りについていた。建国の苦悩のなか、伝説の英雄・楊業と息子たちの熱き闘いが始まる。衝撃の登場を果たし、第38回吉川英治文学賞に輝いた北方『楊家将』、待望の文庫化。
国境を挟み、宋遼二国は一触即発の状態に。伝説の英雄・楊業と息子たちの前に、遼の名将・耶律休哥が立ちはだかる。白い毛をたなびかせて北の土漠を疾駆するこの男は、「白き狼」と恐れられていた。宋軍生え抜きの将軍たちも、楊一族に次々と難問を突きつける。決戦の秋!運命に導かれるようにして戦場に向かう男たち。滅びゆく者たちの叫びが戦場に谺する。北方『楊家将』、慟哭の終章。
聖断がくだり、そして戦争は終わったー。連合艦隊の壊滅、沖縄の陥落、広島・長崎への原爆投下、ソ連の満洲侵攻など、刻一刻と破局へと突き進んでいった敗戦末期の日本。本土決戦が当然のように叫ばれ“一億玉砕論”が渦巻くなか、平和を希求する昭和天皇と心を通い合わせ、二人三脚で戦争を終結へと導いたひとりの老宰相がいた。昭和史最大のドラマである「日本敗戦」を描いた不朽の名作。
いまや女性の社会進出、活躍が当たり前となった日本社会。学校や職場でも優秀で元気なのは女性ばかり。もはや古い型の「女らしさ」は求められない?いや、女性上位の時代だからこそ、従来の男性とは異なる価値観、よき女性らしさを、職場や家庭に持ち込んでほしい。本書はビジネスから装い、話し方、恋愛にいたるまで、女性としての振舞い方を具体的にアドバイス。「礼状が書ける」「約束を守る」「型どおりの挨拶ができる」といったふだんの言動に、女性の生き方と品位はおのずと表われるのである。
本書は「『論理的』の意味を完全に理解しよう」という目的の本です。本書で「論理的」の意味を完全に理解し、論理的に考え、述べることができるようになりましょう。