何気ない会話に、その人の知性が現れる。難しい議論をしたわけではない、他愛のない世間話をしただけなのに…。社会に出れば話し方ひとつで、仕事ができるかどうか判断されてしまう。本書では、巷にあふれる愚かな話し方の実例をあげ、その傾向と対策を練る。「知ったかぶり」「矛盾だらけ」「繰り返しが多い」「具体例がない」「説教癖」など、思わず身近なあの人の顔が浮かぶ。そして、あなた自身も「バカに見える話し方」をしているのだ!文章指導のプロが「書くこと」と「話すこと」の共通項を見つけ、痛快に綴る。
「考える」ってどうすること?「わかる」ってなに?-本書では、もっと上手に考えるための方法を心なごむ絵とともに解説。“問題そのものを問う”“「考えてる」と「考えてない」の違い”“コップと飲み物の関係”“「論理」ってなんだ?”“自分ひとりで考えるのではない”…みるみる考える力が湧いてくるヒントが満載。ものごとの見えない枠組をはずし、本当の「考える力」が身につく哲学絵本。
「花」とは「幽玄」とはあらゆる表現ジャンルの根本、生きることの美を語る。秘すれば花なりー「日本の美」を深く探求した至高の芸術論。読みやすい新訳。
コミュニケーション力、考える力、読解力を最大に引き出す。教科書では教えない「頭がよくなる」「人生に必要な」国語力を育てる。
混迷の時代こそリーダーの資質が問われる!本書は、わが国の指導者に多大な影響を与えた著者が、秦の始皇帝から三国時代の曹操、劉備、諸葛亮まで、戦国乱世に光芒を放った英雄たちの優れた戦略と巧みな人心掌握術について語った講話録である。知略をめぐらし、死力を尽くして成功を収めた者、悲劇を辿った者の言行は、時を超えて我々にリーダーの行動規範を教示する。ビジネスリーダー必読の一冊。
何百年にもわたって人々に読み継がれてきた中国歴史絵巻『十八史略』-本書は、東洋学の泰斗が、深みと風格のある解説で『十八史略』の妙味を語り明かした講話録である。三皇五帝・三代の治、孔子や孟子、老子の思想、戦国時代の英傑が残した故事格言など、中国古賢・先哲の知恵をいかに現代に活かすかを説き明かす。混迷の続く現代を強く、たくましく生き抜く方途を説いた「人生の指南書」。
「アナタの英語力が伸び悩んでいるのは、中学英語を“卒業”できていないから」-本書では、英語の基礎の中でも最も重要だといわれている中学3年レベルの英語を、わずか5日間で完全マスターできます。不定詞に関係代名詞に現在完了形…かつて大いに苦しめられた英文法が、いかりや先生とジャリ子の凸凹コンビのナビゲーションを愉しむうちに、いつのまにかアタマに入るスグレ本。
本書は、PHPのテンプレート・エンジン『Smarty』の入門書である。PHPだけではなかなか実現できなかったスマートでスムーズなWebアプリケーション開発を、Smartyで実現してみよう。本書では単なる構文解説ではなく、どのような状況でその構文を利用するのか、パフォーマンスや保守性、セキュリティまでを考慮したさまざまなテクニックを随所に織り交ぜている。
さあ迷路をぬけて、いろんな時代を旅しよう。謎をとき、かくされた絵をみつけよう。きみは、時の石(トケイ石)を全部あつめて、現代にもどってこれるかな。歴史を迷路で旅する絵本。
いかに生き、身を立て、家庭を築き、歳を重ね、そして死を迎えるかー本書は、人間学の権威として世人の敬愛を集めた著者が、この五つの教訓『人生の五計』を現代に活かす秘訣について語り明かした講話録である。“日用心法”“朝こそすべて”“師恩友益”“良縁と悪縁”など、今日という日の重みを大切にし、真の幸福をつかむための智恵を解説している。心を高め、善く生きるための深遠な教え。
「なぜ言い返せないのだろう?どうしていつも周りに合わせてしまうのだろう?」と悩んでいる人は多い。本書は、相手を思いやり、一生懸命生きているのに、なぜか辛くなってしまう“やさしくて弱い人”の心理を分析。やさしいがゆえの辛さを強さに変えていく方法をアドバイスする。「人が自分をどう思うか」を気にせずに、自信を持って生きるためのヒント。
日本という国に志高き「サムライ」がいた時代から読み継がれてきた至高の書をわかりやすく現代語新訳。
たった一度の人生を輝かせたい。そう願いながらも、せっかくの一日をつまらなく過ごしてしまうことがあります。本書は、心ふさぐ時や生き方に迷う時、「自分らしさ」を見失わないための人生論です。人間の尊さ、力としての愛、自由とは何か…など、ノートルダム清心女子大学で30年以上続く名講義「人格論」を完全収録。シスターの凛とした言葉に、きっと励まされます。
かつての日本には、わが国固有の伝統精神があった。その一つが武士道である。それは、新渡戸稲造が1899年に英文で『武士道』を発表し、世界的な大反響を巻き起こしたことでもわかる。本書はその現代語訳である。発刊当時の明治期と同様、現代の私たちは急速な国際化の中で、日本人のアイデンティティを見失いつつある。「日本人とはなにか」を問い、倫理観・道徳観を見直すことができる格好の書である。