マンガ・アニメが席巻し、世界はいま空前の日本ブーム。しかし理由はそれだけではない。食文化、モノづくり、日本語、和の心、エコーあらゆる日本文化に好意が寄せられている。それなのに自分の国を愛せなくなったのはあまりにも悲しい。なぜ『ミシュランガイド』は東京に最多の星を付けたのか?どうして「もったいない」が環境保全の合言葉に選ばれたのか?「クール・ジャパン」の源流を探ると、古代から綿々と伝わる日本文明の精神、そして天皇の存在が見えてくる。
この国の人民は呪われているのかー。西洋が「罪の文化」、日本が「恥の文化」ならば、中国は「欲の文化」だ。中国史を創出してきた最大の原動力は、欲と権力だった。四千年前から天下国家と万民は「権力の僕」であり、この国の民たちは、権力闘争の犠牲となる運命から一度も逃れることができない。21世紀になった現在も始皇帝の負の遺産が受け継がれ、毛沢東の幽霊が漂う。悪をめぐる構造は依然、生き延びているのだ。蘇秦から毛沢東、周恩来まで、中国史を形づくる悪党12人を取り上げ、「英雄」の正体と陰謀の数々を解き明かす。
「勝利を欲しいがために、選手がアンフェアな手段を選んだり、過剰なトレーニングを続けて自分自身を追い込んだり、負傷、故障を抱えて我慢した結果、取り返しのつかないことになっては、本末転倒ですー」スポーツに限らず、職場や家庭においても指導のあり方が問われている。こちらの思いや意図を目の前の相手に伝えるには、「人間力」に頼らず、しっかりとした理論に基づく知識が不可欠である。モチベーションが上がる声掛けとは?チームが一つになる環境作りとは?侍ジャパンU-12を「世界2位」に導き、横浜DeNAベイスターズファーム監督を務める著者による「指導者のための教科書」。
人と比べない。自分のしあわせは自分で作る。嫌なことを拾って生きない。明日を明るく前向きに生きるためのヒント。
「どうぶつがっこう」は、どうぶつたちが先生で、にんげんの子どもたちがせいとのがっこうです。どうぶつのせいとは、しまうまの子どもだけでした。どうぶつの先生のじゅぎょうでは、どんなことをするのかな?「しまうまシリーズ」第4弾!小学1〜3年生向け。
生き方のうまい人、へたな人(仮)
蠱師の一族・麻績家ニ生まれた高校一年生の澪は、ある呪いのため、幼い頃より「長野から出るな」と言われて育った。しかし家族に内緒で出かけた京都で邪霊に襲われ、地元の高校生・高良に助けられる。呪いを解く鍵がこの地にあると考えた澪は、下宿屋「くれなゐ荘」で暮らすことになったが、そこに従兄の漣も駆けつけ…。高良の正体、そして澪の呪いの秘密とは?京都を舞台にした呪術幻想譚。
ぼくのじてんしゃがおみこしをかつぎたいだって?でも、じてんしゃはぜんぜんちからがなかった…。小学校低学年から。
ページをめくって写真を眺めるだけ!「あの名前、ここまで出てるのに」が、いつの間にか消えていく!子どもから大人まで楽しくトレーニング。
自分の好きな世界に没頭しすぎて、極端な行動に走りやすい「理系バカ」。一方で、他人の情報を鵜呑みにして、その場の空気に流されやすい「文系バカ」。彼らの行動パターンから見えてくる思考の偏りとは?果たしてあなたは大丈夫か?本書では、「文系」「理系」という垣根をとっぱらった、バランスのとれた知性のあり方を考える。特に、理科離れが著しい日本の現状を警告。教育、政治、メディアにおける科学の啓蒙について具体策を提案する。二つの世界を渡り歩く著者だからこそ知っている「文理融合センス」の磨き方。
突然、著者を激痛が襲う。原因は「肥満」と勤続疲労による坐骨神経痛。不健康な食生活の改善に努めるも、治療にかかる通院費用や薬代などが想像以上に家計を圧迫する現実に直面するー。「太り過ぎ」で寿命を縮めてしまえば、もらえる年金も減り、医療費や介護費用が高額に。安心して老後を迎えるためには、「健康」であるのが一番。本書では、自身の経験と詳細なデータをもとに、「病気になると損」「健康は得」の根拠と対策を明かす。一般的な節約だけでは、円安・物価高を乗り切れない!制度とサービスを活用した「痩せると100万円以上節約できる」方法を知り、人生後半をハッピーに生きよう。
ポイントを押さえた解説。書き下ろし問題数170問。チェツクボックスを活用して試験直前に弱点を克服。
2025年、南北朝鮮は統一している!ニュースではわからない各国の思惑を世界史×地理×イデオロギーから完全予測!
世の中には、生き方下手と生き方上手がいる。生き方下手は、真面目で、正直、常識人、いつも全力投球で、肉体的にも精神的にもくたびれ、ソンしてしまう。一方、生き方上手は、いい加減で、大ざっぽ、融通無碍。いつも余裕があり、トクをする。「80%できたら先に進む」「目標は大まかに立てる」「発想を変えるクセをつける」…本書では、人生がうまくいく生き方上手の人の秘密を紹介する。
心が穏やかになる、生きる力が湧いてくる達人たちの言葉の贈り物。
友人に騙され借金を背負った男が、町で出会った少女に「私を殺し屋にして」と頼まれ…。母が故郷の橋で再会した、生涯の“想い人”の正体とは…。病室の窓から男が見たのは、十一歳の時に一目惚れした少女と瓜二つの女の子だった…。『レオン』『マディソン郡の橋』『小さな恋のメロディ』など名作映画をモチーフに、焼失した映画館と、映画で結ばれた人々に起こる奇跡を、稀代の脚本家が描く感動の連作短篇集。
鎌倉幕府草創期から、二代将軍源頼家の時代に始まった宿老ら十三人による合議制を経て、三代将軍実朝の暗殺までー。流されるように生きてきた北条義時が人生を賭けた大勝負に出る「水草の言い条」(谷津矢車)、“讒訴の奸物”となった梶原景時の生き様を描く「讒訴の忠」(吉川永青)、権謀術数うずまく幕府において、畠山重忠が坂東武者の誇りを見せる「重忠なり」(矢野隆)など、実力派作家七人によるアンソロジー。
あの夏、私たちは「家族」だったー。息子を事故で亡くした絵本作家の千紗子。長年、絶縁状態にあった父・孝蔵が認知症を発症したため、田舎に戻って介護をすることに。そんな中、事故によって記憶を失った少年との出会いが、すべてを変えていく。「嘘」から始まった暮らしではあるものの、少年と千紗子、孝蔵の三人は歪ながらも幸せな時を過ごす。しかし、破局の足音が近づいてきて…。ミステリ作家が描く、感動の家族小説。