元気に過ごしている人にも、突然ふりかかってくる血管の病気。首尾よくポックリ逝くことができる人はごく少数で、ほとんどは後遺症によって不自由な身体となります。誰にでも起こり得る突然死ですが、あなたの危険度はどれくらいでしょうか?本書の算定表を参考に、正しい基礎知識や、切れない・詰まらない血管を作るための食事、毎日続けられる簡単な運動などを“血管の名医”が丁寧に解説!
なんでわたしが、そんなに学校に行くのがいやかというと、うしろのせきに、ライオンがいるからです。
卑弥呼の「邪馬台国」のその後は、どうなったのだろうか?大和朝廷は、どのような形で勢力を拡張していったのだろうか?そして、力を誇った吉備や出雲の国たちはなぜ衰えていったのだろうか?古代史ファンがもっとも知りたいこれらの問題にアプローチしたのが本書である。「日本誕生」の物語を、考古学の成果と文献を融合させ、具体的かつ鮮やかに描き出した、待望の一冊といえよう。
筑前立花城の城督・〓(ぎん)千代姫が婿に迎えたのは、後の名将・立花宗茂。島津、大友、龍造寺ー三つ巴の闘いが繰り広げられる九州で、大友を支える立花家も戦いに明け暮れる。〓(ぎん)千代自ら鉄炮隊を率いて闘う中、父・道雪に続き、宗茂の実父・高橋紹運も命を落とし…。豊臣秀吉の天下、そして関ヶ原の戦いへ。時代の荒波に翻弄される夫を支えつつ、摩利支天の如く、凛々しく、ひたむきに生きた〓(ぎん)千代姫の生涯を描く力作。
初対面の人とは、「今この瞬間」を話題にしてみる。ついでのように聞くと、プライベートなことを語りやすい。「○○さんって、ミステリアスですよね」はとっておきのフレーズ。「できない」よりも、「いたしかねます」がスマート。言いたいことは、言いたくないことのそばにある。…伝えたいことがちゃんと伝わる。お互いに疲れないいい関係が続く。
戦前の日本もスパイ天国だった…。ロシア革命が成功したあと、レーニンは世界革命を遂行すべく、「コミンテルン(共産主義インターナショナル)」をつくる。それは恐るべき思想と悪魔的な手法に裏打ちされた組織であった。そして大日本帝国は、やすやすとその謀略に乗せられ、第二次大戦に追い込まれていく。なぜ、そうなってしまったのか?実は、その背後には、日本の「自滅的」な大失敗があった。リヒャルト・ゾルゲ、尾崎秀実らの暗躍から、軍や政府内部の闇、左翼全体主義・右翼全体主義と闘った保守自由主義者の実像まで、隠された歴史の真実に迫る刮目の書。
「鎮西一の忠勇、天下無双の勇士なり」と秀吉が絶賛した筑後柳河13万石の領主・立花宗茂。その生涯は実父・高橋紹運、養父・立花道雪の高潔な生き方を範とし、戦国乱世にあって、まことに誠実・清廉なものであった。本書は、この父子三様の猛々しくも清々しい生きざまと、妻との夫婦間の葛藤を見事に描出。現代人に人間の温もりをほのぼのとつたえる力作である。
ハダカ一貫から、日本一の金融王へ!幕末から明治、大正と、激動の時代を生きた銀行業の元祖・安田善次郎。富山の貧しい下級武士出身ながら、商人として「千両の分限者」となることを志した善次郎は、数々の挫折と失敗を乗り越えて両替商・安田屋を江戸で開店、成功をつかんでいく。一代でみずほフィナンシャルグループの礎を築いた安田善次郎の、波瀾万丈の前半生に光を当てた長編小説。
「数学」といったら公式や記号だらけで味も素っ気もないものだと思っていませんか?実は、数学と私たちの生活は意外なところで繋がっています。例えば「5×2」と「2×5」の違い。映画館にペアシートが5つだと5組のカップルが座れます。5人がけの座席が2つだと、1組のカップルは離れ離れに。つまり、かけ算は順番が大切なのです。他にも身近な事例が満載。
2005年12月、大量の脳出血が著者を襲った。しかし後遺症もなく奇跡的に生還。生死の境をさまよった数日間、著者は多くの「貴重な学び」、つまり「運命の異性との出逢い」をはじめとする人生の仕組みについて教えられた。本書はその体験を伝えたドキュメンタリーであり、併せて収録した『教授の恋』は、その体験を小説という形で伝えた意欲作である。
わがまま、かんしゃく、言うことを聞かない…「甘え」をうまく受け止めれば、子どもは変わります。ママのためのほっとする時間のつくりかた。
いかに生き、身を立て、家庭を築き、歳を重ね、そして死を迎えるかー本書は、人間学の権威として世人の敬愛を集めた著者が、この五つの教訓『人生の五計』を現代に活かす秘訣について語り明かした講話録である。“日用心法”“朝こそすべて”“師恩友益”“良縁と悪縁”など、今日という日の重みを大切にし、真の幸福をつかむための智恵を解説している。心を高め、善く生きるための深遠な教え。
母さんネズミにぼうやのそうさくをたのまれたこがらしぼうやは、どうくつのなかまによびかけました。すると、たくさんのなかまがやってきて…。小学校低学年から。
ちょっとした言葉に傷つく、人と話すのに緊張する、いつも他人と比べて落ち込むなど、生きるのがつらい人たちは愛されないで育ったからである。現代のペストとも言える「嫌われたくない」病にかかり、大人になっても“愛されない悪循環”におちいる。親、子供、恋人、友人…からまった人間関係をリセットして、のびのびと生きるにはどうしたらよいかを伝える心理書のベストセラー。著者渾身の一冊、名著復刊!
「なぜあの選手はこう動いたのか」が理解できれば、日本代表や好きなチームの試合がもっと愉しめる!
「ぼくたち、はんにんをさがしにいく!」「おかえるさまを、とりもどしてくる!」10ぴきのかえるは、ぬすまれたおかえるさまをさがしにでかけました。
子どもの「自己肯定感」を高める!(仮)
紺屋の女将・紫屋環は、三ケ月前に亭主が殺された事件の真相を知るべく、大店の東雲屋を探っていた。環は、同じく東雲屋ゆかりの者に恨みを持つ女たちと出会い、四人で協力して東雲屋に挑むことに。しかし、それぞれの愛憎や思惑、環に惚れる同心、藍の産地である阿波藩のお家騒動なども絡み、事件は意外な様相を呈していく…。二転三転する展開と謎。気鋭が描く、痛快さと人情味に溢れた長編時代小説。
『暮しの手帖』編集長の“人との心地よいつきあい方”。
シンプルに生きるにはどうすればいいのか。シンプルに暮らすとはどういうことなのかー。建功寺の住職でありながら、庭園デザイナーでもある著者が、禅の精神に則った、清々しく心豊かな生き方、暮らし方を説く。不安や心配事といった「心のメタボ」を削ぎ落とし、人生に「たったひとつの自分自身の芯」を見つけていく私たちの旅路。その先にこそ真の豊かさと安寧があることに気づかされる一冊。