プレステ版ゲーム・ソフト『To Heart』のオリジナル・サウンドトラック。オリジナル音源から、全39曲を収録。また、パソコン版から2年ぶりということもあり、“理緒”と“綾香”ふたりのキャラクター曲と、エンディング・テーマが追加されている。
デビュー以来、その伸びやかで張りのある歌声で多くのファンを魅力してきた布施。シングル・ヒット曲を中心に、ライヴ音源も含めた充実の選曲で、その圧倒的な歌唱力を堪能できる。
東芝時代の音源を中心に、「君を想うとき」なども収録したべスト盤。鈴木康博本人が選曲し、楽曲についてのコメントも掲載したもので、まさにオフコース以降のソロ活動を総括する好内容だ。
93年に発表した2作目にしてラスト・アルバム。ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、クイーン、エルトン・ジョン、ウイングスなど、60〜70年代ロックの最良の断片をコラージュしたような、愛情たっぷりのメタポップ作品集。
70年代のクラウン所属のかぐや姫、南こうせつ、風、イルカによるコンピレーション。当時の日本のポップスのニュー・ウェイヴだった。時代はバブルよりはるか前。今になってみると、貧しいことこそが幸せだと思っていた青春のいらだちへの鎮魂歌に聴こえる。
派手さはないが自己の世界を着実に築き上げてきた沢田聖子のアルバムは“愛・癒し・命”をテーマにしたコンセプト・アルバム。島唄風の(1)から、ポップなタッチの(2)(3)、シットリとした(4)、アグレッシヴな空気感の(5)と、彼女からのメッセージが幅広いスタイルで展開される。
フォーク・ブームの中、多くのヒット・ソングを残してきた彼の2枚組ベスト・アルバムが登場。ベストテン世代には忘れられない作品から隠れた名曲まで、コアなファンも満足のいく選曲。
音楽が『FF』といえばの植松伸夫じゃないのでびっくり。音楽の出来も完成度も高く、雰囲気や曲調は植松タッチなので違和感はないが、おなじみのメロディが聴こえてこないのはさびしい。主題歌を歌う倖田來未は安室奈美恵にそっくり。さすがエイベックス!?
テレビ朝日系深夜アニメ『恋風』のサウンドトラック。オープニング・テーマ「恋風」、エンディング・テーマ「ふたりだから」も収録。全編、甘く切ないサウンドがあふれている。
人気アニメ『デジモン』シリーズに登場した女の子キャラクターで構成したスペシャル・アルバム。いまだに根強い人気の1作目、2作目の懐かしいキャラクターも登場するファン待望の内容。
台湾では、かつてのGLAYを彷彿させる人気の彼ら。通算5枚目は日本でレコーディングしたというだけあり、J-POP? と思わせるキャッチーなサウンドだが、粒ぞろいのルックスとは裏腹に歌詞は政治的で哲学的。母国のビミョーな国際的立場と無関係ではない。
2005年1月の台湾公演を中心に、アメリカ・上海・シンガポールなどで行なわれたワールド・ツアーの模様を収めたライヴ・アルバム。CD化されていない「花」も収録し、台湾カリスマ・バンドの魅力を凝縮する。
石垣島出身の幼馴染の石垣優と東里梨生によるユニット“やなわらばー(=沖縄方言で悪ガキの意)”。三線とギターという、いかにも今の沖縄を代表する若者のスタイルの彼女たち。素直な歌声、シンプルで覚えやすいメロディ・ライン。心安らぐほのぼのした歌がある。★