人型、犬型、虫型に、家庭教師タイプに妹タイプ。ぼく以外、クラスのみんなはロボットをもっている。そりゃあ、うちはお父さんが失業中だからしかたがないんだけど…。そんなある日、わが家に念願の人型ロボットがやってきた。でもそのロボットとの生活は、ぼくがあこがれていたのとはぜんぜんちがうものだったんだー。異色の児童文学作家、南田幹太のデビュー作。「生活習慣の大切さ」を描いたハートウォーミングなSFコメディ。小学校3年生から。
ある小さな村に生まれた、アオバという男の子と、ドラゴン・アオの物語。
ぼくはからっぽパンツくん。ぼくのなかにはいってくるのはだあれ?パンツをはきはじめた子どもたちへパンツのすばらしさを感じてほしいです。
子犬は家族の一員としていつもいっしょうけんめいお手伝いします。家族の人たちはみんな子犬を愛しているにちがいありません!でもひとつだけ子犬にはどうしてもわからないことがあって…。
売れないカメラマンの仁はある日、窓辺に立つ美しい少女・陽を偶然撮影する。難病で家から出られない陽は、日々部屋の中で風景写真を眺めていた。「外の写真を撮ってきて頂けませんか?」という陽の依頼を受け、仁は様々な景色を届けることに。写真を通して少しずつ距離を縮めるふたり。しかしある出来事がきっかけで、陽が失踪してしまい…。
この本の特長:(1)まんがで「ケンカ」「仲直り」の原因と展開がわかる!(2)まんがのストーリーに関連した解説記事で理解が深まる!(3)尾木ママの豊富な経験に基づくアドバイス=『新道徳』(4)子どもと大人が一緒に「友達」を考えることができる!
慎重で大人っぽいサクと、スポーツ万能で天真爛漫なハセは、仲良し中1男子コンビ。夏休みの最終日、町の古墳へ冒険に出た2人は、謎の暗号を拾ってくる。教室で解読にいそしんでいると、いつもフシギな行動が目立つ近田さんが割りこんできて、暗号調査隊に加わることに。最初は乗り気になれないサクだったけれど、無防備な笑顔やまっすぐに歌う姿を見るうち、近田さんが気になっていく。彼女の奇行には、どうやら秘密があるようでー。きみを助けたいと思う気持ちが、自分の弱さに気づかせてくれた。3人組が起こすキュートな奇跡!
会議や発表の何日も前から不安でしかたない。人がいるところで電話を取るのが苦手。飲み会など人と食事をするときに極度に緊張する。社会不安障害と向き合う本人が語る体験談。
夢と現実、永遠と瞬間、色とりどりの風景と喪失の影。やがて迎えた朝、さまざまに交錯する「ぼく」の記憶はー。イランを代表するふたりの作家が子どもたちへ贈る、美しく幻想的な再生の物語。映画監督アッバス・キアロスタミと、現代詩人アフマド=レザー・アフマディーが共作した1970年刊行の絵本を本邦初訳。
男の子にとって、赤ちゃんがうまれてお兄ちゃんになるのはとても楽しみなことです。でも、いざ一緒の暮らしが始まると、両親の目と手は赤ちゃんの方に集中しがちに。でも、お兄ちゃんは、これまでもこれからも両親の宝物。親子いっしょに読むことで、これまでお兄ちゃんをどんなに大事に育ててきたかを伝え合い、お兄ちゃんが赤ちゃんとどう接していったらいいか、いっしょに考える絵本。
「サザンビーチちがさき」の命名者であり、2000年夏の「サザンオールスターズ茅ヶ崎ライブ」開催に奔走し活躍した一人の行政マンを襲った突然の悲劇。万引きによる現行犯逮捕、それは若年認知症(ピック病)の症状によるものだった。混乱、苦悩、偏見…、そのなかで家族はどのように再生を果たしていったのか。感動の手記。
賢いゾウと共存するには?アフリカの人々が絞った知恵の物語。