働くことの意味、生活にかかるお金、AI時代の働き方、勉強することの意味、やりたいことの見つけ方、後悔しない生き方…
作り直した青春の、エピローグが始まるー。物語はエンドロールを迎えて、それでも僕たちの人生は続く。大芸大を卒業してから六年の月日が経った。僕、橋場恭也は再び辿り着いた“十年後の世界”で自ら起業した広告代理店の社長になった。この忙しくも充実した日々こそ、やり直しの果てに選び取ったルートなんだ。けれど数年ぶりの河瀬川からの連絡で、僕の人生はまた大きく揺れ動きだす。「橋場に、力を貸してほしいの」彼女の頼みはゲームの企画協力。僕にもう一度、創作の世界に立つ資格があるのか。長い回り道をした僕と、遠い高みへ進んだチームきたやまの仲間。時間は戻らず、奇跡は二度起こらない。それでも…青春作り直しストーリー、エピローグが始まる第11巻。
ぼくの●●はどこ?家の中?遊園地?図書館?それとも?ロボットの世界を旅してみませんか?白と黒が織りなす切り絵の世界。2015年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。切り絵の絵本第2弾。
父親を亡くし、犬のセイとホームレス生活をしていた零。ある日、病気になったセイの治療費を捻出するためのホストになるが、読み書きもできない零は失敗ばかり。だが、その犬並みの嗅覚を使って、次第に頭角を現し始め…。犬と二人きりで育った少年が、犬との絆を守りながら成長する姿を、ユーモアとリアリティ溢れる筆致で描いた傑作青春小説。
第二次世界大戦末期、日本では女学生たちを動員し、ある兵器の製造が秘密裏に進められていました。それは大きな気球に爆弾を吊るし、日本の上空を吹いている偏西風に乗せ、米国本土を直接攻撃しようという「風船爆弾」と呼ばれるもので、およそ一万個の爆弾が製造されたといわれています。本書では「ほくと君」と名づけられた風船爆弾の目を通して、彼らがどのようにして生み出され、兵器として旅立っていったのか克明に描かれています。と同時に、戦争の本当の恐ろしさ、平和の大切さ、夢や希望を持って生きることの尊さを、私たちに考えさせてくれる一書です。小学校高学年から。
ジョーイは小学四年生の男の子。いつも考えるより先に行動してしまい、騒ぎをおこしてばかり。悪気はないのに、どうしてもじっとしていることができず、まわりから「問題児」だと思われている。幼いときに別れたきりだったお母さんがもどってきて、新しい生活がはじまったのもつかのま、教室で事故をおこして、クラスの女の子にケガをさせてしまい、しばらくの間、「特別支援センター」にかようことになった。もう、もとの学校にはもどれないかもしれない、と落ちこむジョーイ。ところが、支援センターはジョーイが想像していたようなこわい場所ではなかった。自分に合った治療やカウンセリングを受けたジョーイは、考え方や行動を少しずつ自分でコントロールできるようになり…。個性豊かな少年の内面を、ユーモアあふれる筆致でこまやかにすくいとった、一気に惹きこまれる物語。全米図書賞最終候補作。小学校中・高学年から。
英治たちは、松平喜八という友だちができた。喜八のひいじいさんは、伯爵の跡継ぎで、ばく大な宝物をかくしていた!閉校になった学校の秘密の部屋に、宝のかくし場所を記したものがあると喜八は言う。ぼくらは暗号を解き、ついに宝を見つけだす!?ところが、喜八の弟が誘拐され、1億円を超える国宝級の宝が…!宝探しに事件の連続、犯人と宝の行方は!?大人気ぼくらシリーズ第26弾。小学上級から。
この本に登場する動物たちは、想像もできないくらい遠くへ旅をします。クジラや鳥、ゾウにチョウ、そしてカメ…。この地球を横断して、どこまでも泳ぎ、空をかけ、歩みつづける動物たちのおどろくべき旅の世界へようこそ。全26種類!動物たちが語る、はるかなる旅の物語。対象年齢:7〜8歳から。
この本の特長:(1)まんがなので、「いじめ」の原因や展開がリアルにわかる!(2)まんがのストーリーに関連した解説記事で理解が深まる!(3)尾木ママの豊富な経験に基づくアドバイス=『新道徳』(4)子どもと大人が一緒に「いじめ」を考えることができる!
おじいちゃんからお父さん、そして、お父さんからぼくへー。受け継がれてきた「大事なこと」。小学校低学年向け。
ミヌエット=マンチカンとペルシャのミックス。ぱっちりおめめとみじかいおててにみんなが夢中。猫「うに」の日常がたっぷり堪能できます!あざと可愛いすぎる不思議な猫「うに」初のフォトエッセイ。
うちの「本部屋」で見つけた、両親のどちらかが小学生のころに読んだ本。どうしてだかぼくは、それを親に隠れてこっそり読みたくなったー。『小公女』から読み始めたルカは、登場人物たちにツッコミを入れつつ、父親にスマホを与えてくれない理由を聞きつつ、幼なじみや転校生と日々の雑談をこなしつつ、はてさて、本を最初から最後まで読み通すことができるのか?ありそうでなかったひたすら「読書する」物語。