デクスターは転校した日から新しい学校がきらいになります。授業を受ける前からむしゃくしゃして、名前も知らない子をたたいてしまいます。先生は次から次へと課題を出して、けんかのことをくわしく書くようにせまります。いやいやながら作文を書くうちに、デクスターの気づいたこととは?
ミラクルって、奇跡ってこと。ドラゴンは竜だよ。そんなおばあちゃんて、なにもの?いったい、どんなことができるんだろう!
この2年半で何が変わったのか?2013年11月シンポジウム「未来に可能性はあるか?3.11以降の社会構想」にて交わされた緊急提言を書籍化!
配達人のイットは今日も真っ赤な愛車「ダットサン」にお荷物少女のイソラと荷物を乗せてひた走る。イットが運ぶ荷物の届け先はいつもどこか風変わり。千人以上の人が住む家や辺鄙な土地に暮らす謎の一家など、一筋縄ではいかない彼らの頼みにイットはなぜか巻き込まれて…!?荷物にまつわる、ちょっと不思議な人々と、二人の日常を描く新感覚配達人ストーリー。
ぼくたちは、ふたりでいっそく。ぼくのたいせつなミギを、かならず見つけてみせる。たいせつなきみを見つける小さなくつ下の大冒険。世界にひとりのだれかに贈りたい物語。産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞作家の最新作!
みんながこれを読むころには、ぼくはもうこの世にはいないー高校生のウェイドはなぜ自殺を思わせる投稿をするに至ったのか。遡ること五日前、盗難車による轢き逃げ事件で人気者の同級生が命を落とした。何かを隠し、不可解な態度をとるウェイドに疑惑は集中し、SNSで彼へのバッシングは激化する…事件を巡って小さな町に秘められた嘘が次第に暴かれていく。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞受賞作。
大地震で大好きなおばあちゃんと犬のポロを同時になくした、たける。ある日、おばあちゃんの家のあとを訪ねると玄関に「天国ポスト」と書かれたポストを発見。たけるは半信半疑でそのポストに手紙を入れた。落ち着かないたけるが、再度おばあちゃんの家のあとに行くと、ポストはなくなっていた。数日後、たけるが学校から家に帰ると手紙が…。
フィッツジェラルドに憧れる大学生の藤堂はゾンビウィルスに感染し、内臓から腐り始めていた。部室に集まる先輩たちはいつものように接してくれるが、決して仲がいいってわけじゃない。藤堂は「ゾンビの会」という自助グループに通いながら、ステージ5のゾンビになるまでの時間を過ごそうとするが、部室のみんながバラバラになって…。そして安楽死前日。スカイツリーのてっぺんでぼくたちの青春は急速に動きだすー。居場所を求めてさまようゾンビたちのポップでせつない青春小説。第4回ジャンプホラー小説大賞金賞受賞作。
ぼくのおおじいじはものすごーく、としをとってるんだよ。たぶんきょうりゅうにもあったことがあるはずさ。ずっとおまえのそばにいるよ。やくそくだ。曾祖父とひ孫の『絆』を感じる絵本。
一九〇四年、アメリカ・ルイジアナ州。テ・トワ、エディ、ジュリー、ティトの四人の子どもたちは、ミシシッピ川の河口地帯、“バイユー”と呼ばれるラグーンや沼地、運河が広がる土地に暮らしていた。ある日沼で拾った三ドルで憧れのピストルを買うことにしたものの、カタログ通販会社から届いたのは壊れた懐中時計。しかしその商品に法外な価値があることに気づいた四人は、シカゴのウォーカー&ドーン商会に向かうべく、ミシシッピ川をさかのぼって二千キロメートルにもおよぶ旅に出た。四人によって語られる、壮大な冒険の記録ー。イタリア・アンデルセン賞受賞作品。
これまで執筆してきたライナーノーツから思い入れの強い作品をピックアップ、さらに、約半数の原稿を書き下ろしての単行本化。星の数ほどある作品から厳選に厳選を重ねた歴史的名盤ばかり60作品。鈴木カツがアメリカ音楽を漂流してきた個人史は、そのまま名盤ガイドになる!
きょうのごはんなにがいい?たべたくなったら、もうとまらない!子どもからおとなまで楽しめる、カレーが食べたくなる絵本。3歳から。