ダウン症のため、17歳なのに赤んぼうのようにしかしゃべれないお姉ちゃん。そのお姉ちゃんがはじめてのお給料で、ごちそうをしてくれたお話。ほか、さまざまな障害をもった子どもにまつわる、心あたたまる物語5編。
ぼくらがサッカーを!?全員攻撃、全員守備、ぼくらだって絶対に負けられない。
一糸乱れぬぼくらのハーモニーを乱すのは誰だ?
アスペルガー症候群の弱点を克服した、“アスペ先生”の体験談&アドバイス。発達障害の子は、しからない方が頭は良くなる!10人に1人いる「発達障害の人」がよくわかる本。
大人になった今、ふりかえるあのころ、夢みていたこと。子ども時代に思い描いた未来の自分、将来の夢。月日がたち大人になったとき、それはどのように自分の中に残っているのだろうか。アート、科学、文学からロックまで、各界の第一線で活躍する11人の少年時代を、当時の作文や絵、写真など貴重な資料とともに収録。かつて子どもだった、すべての大人に贈る一冊。
ベストセラー作家初エッセイ!同級生だった妻との出会い…突然襲ったパニック障害…それでも側にいてくれた彼女との結婚…「いま、会いにゆきます」誕生秘話…プロ作家へ…。
親せきのおばあちゃんの死とともに、小学3年生の男の子ジョンミンのもとに現れた人。それは自分には知るよしもなかった兄のジョンシクでした。しかも、その兄は、車いすに乗った脳性麻痺の兄だったのです。幼いジョンミンは、どうしてよいか分らかず、葛藤し、最後には家出までしてしまいます。そして兄のジョンシクは、自分のせいだと思いながら、独りで涙を流します。実は、この兄のジョンシクは脳性麻痺の障害を乗り越え、パソコンのソフトまで作れる人だったのです。自分のことばかり考えていた弟ジョンミンは、この兄とのふれあいの中で、世の中を見つめ始め、一つ一つの出来事を通して、大きく成長していきます。そして、最後には、誰にも負けないくらい、このすてきなお兄ちゃんを愛するようになるのです。
亡き兄のひとり娘、五歳の陽菜子を引き取って一年。音大を中退し、ピアノ講師とレストランでのピアノ演奏のバイトをかけもちしながら、圭一は慣れない子育てに必死だ。そんなある晩、陽菜子が腹痛を訴え圭一は救急外来を訪れた。怜悧な美貌の小児科医、末次は丁寧に診てくれたが、なぜかその強い視線に戸惑う圭一。それからまもなく、圭一はバイト先のレストランで偶然にも末次医師と再会し、彼の意外な夜の顔を知ることに…。
キイハンターの千葉ちゃんに憧れ、ピンキラで恋の季節を知り、おれは男だ!で森健に教えられ、燃えよドラゴンでアチョーと叫び、がきデカで「死刑!」を連発した60〜70年代の青春がよみがえる。
「ふざけんなあ、バカヤロー!」ほんとうはそういいたいのに、ぼくはついいつもヘラヘラッと、わらってごまかしてしまう…。だからみんなはぼくのことを“ヘラオ”なんてよんでやりたいほうだい。でもこんな自分、ほんとうはいやなんだー。
人間はいったいどういう動物なんだろう?“日高哲学”ともいえる生物学が体系的に語られる、最後の講義録。