誰もが「あの日」を都合よく書きかえる。人間の記憶の暗部に迫る群像ミステリー!
近現代の英米文学作品を、独自の視点で選び抜いて翻訳し、日本の読書界を動かしている翻訳家・柴田元幸が、翻訳に対する考え方や自身の翻訳手法について述べたとっておきの100の言葉(と、なぜか本人のボケツッコミ)を集めた一冊。東京大学での翻訳の授業や、講演、対談、インタビューなど、さまざまなシーンのシバタセンセイが登場。柴田訳のファン、翻訳に興味のある方、英語を勉強中の方、言葉について考えるのが好きな方、そして、なぜだかこの本を手に取ってしまったあなた。-どなたにもおすすめの一冊です。
英語がなかなか身につかない人、英語をあきらめてしまった人、学校の英語の時間がつまらなかった人、自分の授業に悩んでいる先生たち、そして、英語を勉強したことのあるすべての人へ。若き英語教師たちの「課外」実習。
ルウですぞ!ルウは異世界に召喚されたご主人ミカミトオルのサーヴァントなのですぞ!勇者であるご主人のサポート役として、ときに戦い、ときに毛を繕い、ときにお昼寝し、ときに食べ歩きもこなすなど、縦横無尽の活躍ぶりですぞ!それはそうと魔法都市ルーンヘイムに辿り着いたご主人たちはー全員、思いっきり遊び呆けていたのですぞ!まったく!仕方ないからカフェには付き合いますが、実はご主人たちにはこの後、最後の試練“裁きの楼閣”で世界の真実や勇者の秘密を明かされたり、魔王に急襲されたりと、大転機が訪れるのですからなー!
「スケバンおらーん!!」「逮捕するー!!」一九七〇年代。田舎町に住むヤンチャでムチャな男子高校生と、町の駐在さんが繰り広げるイタズラ合戦十一弾。シリーズ最新巻は、いたずら高校生と駐在さんとのミラクルな一年間を描いた短編集。ジェミーとの大晦日からはじまって、ママチャリと和美ちゃんの縮まりそうで縮まらない二人の距離を描いた一月「晴れて風なし」。元スケ番の孝昭の姉・早苗と白バイの警官・五十嵐との恋の行方を描く号泣必至の感動作、六月「スイートピーロード」を収録した、おバカで笑えて、熱くて泣ける超スペシャルな一冊。
読書はきらいだけど、マンガは大好き。それなのに、夏休みにだされた“読書リスト”の中から、3さつも本を読まなきゃいけないなんて、マジ、サイアク。さらに、夏期講習には行かされるし、親友は旅行にでかけちゃったし…。たいくつな夏休みになると思っていたのに、まさか、自分の過去をさぐることになるなんて…。
ラジャーは、アマンダが想像してつくりだした親友だ。ふたりはいつも一緒に、楽しい時間をすごしていた。しかしある日、アマンダがいなくなり、ラジャーはひとりぼっちにされてしまう。アマンダに忘れられると、ラジャーはこの世から消えてしまうというのに。大切な友だちを探す、奇妙でゆかいな旅がはじまった…!新しいイギリス児童文学!
もしあなたがだいじにしているペットがいなくなったらどうしますか。きっと、おやつもたべないで、くらくなるまでさがすでしょう。このおとこのこもおなじです。そして、がいこくにまでさがしにいきます。であったひとたちが「ねこをみたよ。」とおしえてくれるのですが…。さあ、ねこはみつかるかな?
オスカーは、ちいさなネズミのおとこのこ。オスカーのねがいは、もっとつよいどうぶつになること。「ちっぽけなネズミは、もういやだ!」すると、ねっこのまほうつかいブルツルさまは…。
昔、イギリスの貴族の子弟は、勉強のため、先進国であるフランスやイタリアを一年もかけて旅行した。それをグランド・ツアーというそうだ。おれたちも、高校を卒業する思い出に、大旅行を企画した。行き先は、シンガポール、マレーシアなどアジアの国々。行きたがっていた冴子の気持ちも胸にーいざ、全員で卒業旅行に出発だ!
思い出はモノクロームで蘇る。過去の事でもあり、現在の事でもある沖縄の“復帰後”。一九七二年の日本復帰から現在まで沖縄で起こった印象的な出来事を個人の思い出とクロスして描くユニークな沖縄現代史。社会風俗から時事問題まで硬軟織り交ぜて語る、懐かしくも切ない“我らが時代のフォークロア”。
「釧路市動物園にはゾウもキリンもいないのよ」「二大看板スターがいないってことでしょう。子どもたちが行っても夢を描けないわね」「ねえ、それだったら、寄付しちゃわない」「ところで、ゾウとか、キリンは、一体いくらで買えるのかしら?」「さあ、ふつうのペットより高いでしょう」「それじゃ、善は急げというから、あしたにでも動物園へ行って、寄付の申し出をしましょう」「園長を知っているので、わたしが連絡をつけておきます」…さてさて、これからいったい、どうなるのでしょう。
地球を舞台に、風や水で動く彫刻を作り続けているアーティスト新宮晋が、次世代に贈る元気なメッセージ。造形のエッセンスを手描きのデッサンと文、写真で綴った、貴重なスケッチブック。
瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。フェリーで本土の高校に通う彼らは卒業と同時に島を出る。ある日、四人は冴島に「幻の脚本」を探しにきたという見知らぬ青年に声をかけられる。淡い恋と友情、大人たちの覚悟。旅立ちの日はもうすぐ。別れるときは笑顔でいよう。
夏休みの真は、河童伝説のある森で、都会から来た順矢と出会う。第一印象は最悪だったけれど、次第に気を許していく真。しかし、順矢は映画で知られた子役ということをかくし、真も学校でのいじめについて、うそをついていた。祭りの夜に、真実が明らかになってしまい…。現在の悩みと向き合い、未来を真剣に考えていく、少年たちの特別な夏!
夏休みなのに、ヒロはいやな夢を見てばかり。「たすけて…」と悲しい声でよびかけてくる幽霊みたいな女の人はだれ…?なにを伝えたいの…?なやむヒロだけれど、しんせきの周平さんが紹介してくれたけっこん相手の花梨さんが、夢に出てくる女の人にそっくりで…!?マッキーの推理とかっちゃんの勇気、そしてヒロの優しさで、なぞ解きに挑戦!!人気作家・あさのあつこが描く、ドキドキのシリーズ第2弾。小学中級から。